Visual Studio 2010 - Debugging Tools for Windows - ダウンロードとインストール

 クラウディア
1. 概要
2. ダウンロードサイト
3. ダウンロード
4. インストール

1. 概要

 こちらは「ヒープコラプションのデバッグ手順 ~ 例外 STATUS_HEAP_CORRUPTION (0xc0000374)」を参考にさせていただきました。  C 言語というのはとても優れた言語で、OS を記述することをはじめて、たいてい何でもできます。  たいてい何でもできるというのは、諸刃の刃でして、ポインタ操作ができるがゆえに、ポインタで示すアドレスの中を破壊できてしまうわけです。  しかもやっかいなことに意図しない領域に何か書き込んだとしても、それで 100% 目に見える何かが発生する・・・例えば落ちるということがあるわけでもない。  Visual C++ でも同様の状態です。  上記で紹介したサイトに意図しているヒープ領域を超えるアクセスを行ったときにそれを検出する手順が載っていました。  これは使える!

2. ダウンロードサイト

 2016年6月14日現在、下記のサイトが一番新しいようです。
Windows 10 用 Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK)
 「この SDK では、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 用の Windows アプリとデスクトップ アプリケーションの作成もサポートされています。」と記述されていますので、わたしが今、対応している環境には合っているようです。  ここでダウンロードするのは、「スタンドアロンの SDK」をダウンロードするためのモジュールです。

3. ダウンロード

 前項のサイトでダウンロードした、ダウンローダを開きます。  直接インストールすることもできるようですが  スタンドアロンのインストーラをダウンロードしておけば、他のマシンにも展開できるので  「Download the Windows ... for installation on a separate computer」 の方をチェックして  「Next」
「Debugging Tools for Windows インストール」-「Specify Location」

 ここは 「No」 をチェックしておきたいところです。
 「Next」

「Debugging Tools for Windows インストール」-「Windows Kits Privacy」

 「Accept」

「Debugging Tools for Windows インストール」-「Licence Agreement」

 たくさんあって他にも有用なものもありそうなのですがここでは
 「Windows Software Develpment Kit」 のみをチェックして
 「Download」

「Debugging Tools for Windows インストール」-「Select the features you want to install」

 「Close」

「Debugging Tools for Windows インストール」-「Install did not complete successfully」

 最初の画面で特にダウンロード先を変えていなければ、下記にインストーラ一式がダウンロードされているはずです。


C:¥Users¥ユーザ名¥Downloads¥Windows Kits¥10¥StandaloneSDK

4. インストール

 ダウンロードした一式の中をたどって、下記のいずれかをターゲットマシンのアーキテクチャに合わせてインストールします。

Windows Kits¥10¥StandaloneSDK¥Installers¥X64 Debuggers And Tools-x64_en-us.msi

Windows Kits¥10¥StandaloneSDK¥Installers¥X86 Debuggers And Tools-x86_en-us.msi
「Debugging Tools for Windows インストール」-「Welcome」

 インストールは選んだインストーラをダブルクリックするだけ。
 特に選択肢もなくインストールは終了します。

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