Office - Excel - ファイルインポート- XML

クラウディア 
1. 概要
2. インポート
3. 複雑な構造のとき

1. 概要

 「.xml」をインポートしてみます。

2. インポート

 こんな「.xml」ファイルを取り込んでみます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<DataSet>
  <Record>
    <コード>36</コード>
    <名称>徳島</名称>
    <人口>719704</人口>
  </Record>
  <Record>
    <コード>37</コード>
    <名称>香川</名称>
    <人口>951049</人口>
  </Record>
  <Record>
    <コード>38</コード>
    <名称>愛媛</名称>
    <人口>1335694</人口>
  </Record>
  <Record>
    <コード>39</コード>
    <名称>高知</名称>
    <人口>692065</人口>
  </Record>
</DataSet>
 県のコードと件名、人口(令和2年)です。  長いと、見にくいので、四国だけにしています。  「Excel 2007」だとこんな感じ。  「データ」→「外部データの取り込み」→「その他のデータソース」→「XML データインポート」
「Excel 2007」-「データ」→「外部データの取り込み」→「その他のデータソース」→「XML データインポート」

 わたしのは、32ビット版だったこともあって「C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\QUERIES」が最初に開いちゃうので面倒ですが。

 対象のファイルを選択して
 「OK」

「Excel 2007」-「データのインポート」

 こんな感じで張り付きました。

「Excel 2007」-「インポート後」

 同じことを、「Excel 365」でやってみます。
 「データ」→「データの取得」→「ファイルから」→「XML から」

「Excel 365」-「データ」→「データの取得」→「ファイルから」→「XML から」

 こいつは、デフォルトで開くフォルダが、「PC/ドキュメント」になっています。
 ファイルを選択します。

 この画面、「Record」を選択していますが、選択していない状態だと「プレビューの項目が選ばれていません」というメッセージがm、右側全面に表示されています。
 選択するとこのような表示になりますので、問題がなければ
 「データの変換」

「Excel 365」-「ナビゲータ」

 いったん別の「Execl」のようなものが開きます。
 「閉じて読み込む」

「Excel 365」-「Power Query エディタ」

 こんな感じで開かれます。

「Excel 365」-「インポート後」

3. 複雑な構造のとき

 前項は、インポート元が単純な構造なので、結果もさほど変わりません。  これが、複雑な構造になると、「Excel 2007」だと、もうお手上げです。  例えば「sitemap.xml」(外部に公開しているものなので、中身を読んでいただいて構いません)。  「Excel 2007」は
「Excel 2007」-「複雑なデータのインポート」

 と、もはやお手上げです。
 「Excel 365」だと、前項と同じような経過をへて

「Excel 365」-「複雑なデータのインポート後」

 ほぼ、意図したとおりに出力されます。

 それから、これは、ちょっと事情があって、例題が載せられないのですが。
 ルートに別構造のものが複数存在するとき、「Excel 2007」では、取り込めたとしても、別構造のものは、前の構造のものの後ろのカラムに追いやられて、人が見るにはいささかつらい結果になります。
 「Excel 365」の場合は、前項の「ナビゲータ」ダイアログで、取得する構造を選ぶことで、別々に抽出できますので、複数シートに分けたりすることで、人が解析可能な仕上がりになります。

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