- 1. 概要
- 2. 要否の確認
- 3. 変換
- 4. 確認
1. 概要
2021年10月15日、「Windows11」の登場であたふたしております。
「Windows11」は、基本的に「UEFI boot」でなければならぬらしい。
「UEFI boot」するには、ディスクのフォーマットが「MBR」では、だめで「GPT」にせねばならぬらしい。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「Windows のシステムドライブを MBR から GPT に変換する方法【データ保持も】」
本ページでは、「Windows」の機能で、フォーマット変換しています。
フォーマット変換する際は、ディスクの完全バックアップをとっておくことをお勧めします。
不可逆的なことになってしまう可能性もありますので、用心に越したことはありません。
また、フォーマット変換やバックアップには、「Windows」の機能を使うより、むしろ市販のソフトを使用する方が、安全かもしれません。
それらのソフトに関しては、「アプリケーション・ツール・ユーティリティ - ドライブ・ストレージ関連」をご参照ください。
いずれも、フォーマット変換を行うには、無償版では機能を提供しておらず、有償版になりますので、ご注意ください。
2. 要否の確認
まずは、現在のディスクのフォーマットを確認します。
「スタート」右クリック →「ディスクの管理」
ディスクを右クリックして
「プロパティ」
「ボリューム」タブで
「パーティション」のスタイルが「GPT」であれば、問題ありませんが
この例の場合、「MBR」なので変換が必要です。
3. 変換
以下、システムドライブを「MBR」から「GPT」へ変換する方法について、記述します。
システムドライブが、変換できれば、システムドライブ以外は同じ方法で変換できます。
Win+I で「設定を起動して」
「更新とセキュリティ」
「回復」で
「PC の起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」
「トラブルシューティング」
「詳細オプション」
「コマンドプロンプト」
自動的に再起動します。
マシン上に複数のアカウントが存在する場合は、アカウントを選択する必要があります。
アカウントを選択して Enter
パスワードを入力して
「続行」
ここから、コマンドの入力操作になります。
まず、変換できるかどうかを確認するそうで、下記を入力します。
mbr2gpt /validate
「successfully」になりましたので、変換できるのでしょう。
失敗した場合は、下記のサイトを参考にして、変換できる環境へ変更するそうです。
「MBR2GPT - Windows Deployment | Microsoft Docs」
では、いよいよ、変換です。
下記を入力します。
mbr2gpt /convert
これも「successfully」になりましたので、うまくいったのでしょう。
下の方に出ていますが、以降、「UEFI」モードでないと起動できません。
それは、別途、書く機会があれば、書きます。
exit
で終了します。
「PC の電源を切る」でシャットダウンします。
4. 確認
さて、この作業、実は「VirtualBox」上で行っていたのです。
シャットダウン後、「VirtualBox」の設定で
「システム」「マザーボード」「EFI を有効化」にチェックをいれないと起動できなくなります。
再起動後、前々項と同じ要領で、ディスクのフォーマットが変更されていることを確認しました。
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