Windows10 - Fall Creators Update - リセットされる項目
- 1. 概要
- 2. タスクマネージャの設定
- 3. OneDrive がタスクトレイに常駐
- 4. メインのモニタ変更
- 5. 電源とスリープ
- 6. エクスプローラーの表示設定
- 7. スタートアップのアイコン
- 8. WiFi のパスワード
- 9. ログイン時のユーザ名の表示
- 10. Windows Update のサービス開始
- 11. ペイントのデフォルトの枠
- 12. 他社のアプリケーションの項目
1. 概要
大型アップデートのときは、大概こうなるようです。
「Windows 10 Anniversary Update」のときもそうでしたが、カスタマイズしていて項目がリセットされてしまいます。
そもそも「偉大なるマイクロソフトさま」は、それがなんら不都合なこととも思っていらっしゃらないように見えます。
わたしの目についた項目をいくつかあげておきます。
2. タスクマネージャの設定
これは、まさに「Windows 10 Anniversary Update」のときとまったく同じです。
タスクマネージャの表示状態を「詳細表示」、オプションで「最小時に隠す」の状態にしていたのですが。
表示状態が「簡略表示」になっていて「最小時に隠す」のチェックは外れている状態になりました。
3. OneDrive がタスクトレイに常駐
ログインすると無効にしていた OneDrive が湧いてきて、タスクトレイに常駐しています。
4. メインのモニタ変更
2台のノート PC を使用していて、ほぼ同じ設定で使用していますが、そのうち1台だけに起こった現象です。
ノート PC を使用していて、メインの操作を「1920×1080」の外付けディスプレイで行っています。
モニタの設定で外付けディスプレイのみ使用する設定にしていましたが、クローンディスプレイの設定になってしまっていました。
5. 電源とスリープ
設定している「電源とスリープ」の項目がデフォルト(?)に変わっていました。
「設定」→「システム」→「電源とスリープ」タブでカスタマイズします。
これの影響なのか、それとも前項の影響なのか、ノートPC のカバーを閉じたときの動作も変わっています。
通常は、ノートの内臓ディスプレイは使わないのでカバーを閉じています。
カバーを閉じてもモニタをオフしたり、スリープ・シャットダウンにならないように設定していましたが、オフ → スリープ → シャットダウンするようになってしまいました。
解消の仕方は「モニタ関連」に記述します。
6. エクスプローラーの表示設定
これは、全フォルダではなく、ショートカットにしているフォルダだけかな?
「一覧表示」にしていたものが「詳細表示」になってしまいました。
操作していて判明、少なくとも1台のマシンでは、ショートカットにしているフォルダは、いったん「一覧表示」にしても閉じた後に再度開くと「詳細表示」に戻っているようです。
これは困ったなぁ。
7. スタートアップのアイコン
「リモートデスクトップ接続」と「jw_cad」のアイコンが消えています。

起動はできるようです。
「jw_cad」はともかく「リモートデスクトップ接続」は Windows の製品ではないのでしょうか?
8. WiFi のパスワード
メインで使用しているパソコン2台とも、WiFi に接続しているのですが、そのうち1台のみ、WiFi の接続パスワードが消えていました。
9. ログイン時のユーザ名の表示
ログイン時にユーザ名を表示していない設定にしていたのに、最後にログインしていたユーザ名が表示される状態に戻りました。
10. Windows Update のサービス開始
「無効」にしていた Windows Update のサービス開始が「手動」に戻っていました。
これが一番、痛かった。
Windows Update が開始されてしまい、テザリング環境で使用しているマシンで Windows Update が動いてしまったために1ヶ月分の通信許容量のうち1/4程度を1日で消費してしまいました。
11. ペイントのデフォルトの枠
画像を張り付けるときに、はみ出さないように、デフォルトの枠を小さくしていたのに、インストール時の枠の大きさに戻っていました。
12. 他社のアプリケーションの項目
VMWare Player のネットワークアダプタの設定項目が消えてしまいました。
これの対策は「VMWare - トラブルシュート」に掲載しています。
リポジトリによっては、TortoiseSVN のパスワードの設定が消えてしまうリポジトリがありました。
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