コマンドリファレンス - 標準出力とファイルにコピー tee
1. 概要 「tee」は、標準入力を、標準出力とファイルにコピーします。 基本形は tee [-ai] [file ...] と言いつつ、この「tee」は、単独で使用することは少ないかと思います。 本章の末尾の方に「>」「>>」による、標準出力のリダイレクトについて記述していますが。 「>」や「>>」では、標準出力をファイルにリダイレクトするものの、ファイルに出力している間、何が起こっているかがわかりません。 その点「tee」は、標準出力に表示しつつ、ファイルへの書き込みを同時に行うので、ファイルへ出力している間、何が起こっているかを知ることができます。 本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。 「標準出力とファイルへのリダイレクトを同時にする」 ← リンク切れになりました 2. オプション オプションは簡単です。
tee [-ai] [file ...]
「標準出力とファイルへのリダイレクトを同時にする」 ← リンク切れになりました
3. 使い方 冒頭で書いてあるように、大概、他のコマンドやアプリケーションと組み合わせて使用します。 コマンド・アプリケーション | tee ファイル名 で、コマンドやアプリケーションからの標準出力を端末で表示しつつ、ファイルへそれを出力することができます。
コマンド・アプリケーション | tee ファイル名