コマンドリファレンス - ロセスの状態の表示 ps
1. 前置き このコマンドは方言がひどくてややこしいのですが、「CentOS」のマニュアルに解説が出ていました。 まんま載せますと ps が受け付けるオプションにはいくつかの種類がある。 1 UNIX オプション。まとめることが可能で、前にはダッシュを置かなければならない。 2 BSD オプション。まとめることが可能で、ダッシュを使ってはならない。 3 GNU ロングオプション。前に二つのダッシュを置く。 別々の種類のオプションは自由に混在させてよいが、衝突が起こるかもしれない。機能的には全く等しい、同義のオプションがいくつかある。これは多くの標準と ps 実装に対して、この ps が互換性を持っているためである。 "ps -aux" は "ps aux" とは異なることに注意すること。 POSIX と UNIX 標準では、"ps -aux" は "x" という名前のユーザーが所有する全てのプロセスを表示し、かつ -a オプションで選択される全てのプロセスを表示する。 "x" という名前のユーザーが存在しない場合、この ps は代わりに "ps aux" というコマンドとして解釈され、警告を表示する。この動作は昔のスクリプトと慣習からの移行の助けになることを意図している。これは脆くて変更される可能性があるので、これに依存すべきではない。 「FreeBSD」では、「BSD」オプションも「UNIX」オプションも使えます。 ダッシュをつけようがつけまいが、ほぼ同じことを意味しています。ややこしいなぁ。 ここでは、わかりにくことを避けるために、あえて、ダッシュをつけるように心がけますが、つけ忘れていたら、ごめんなさい。 2. FreeBSD での動作 ps [オプション] FreeBSD でのオプションには、以下のものがあります。
ps が受け付けるオプションにはいくつかの種類がある。 1 UNIX オプション。まとめることが可能で、前にはダッシュを置かなければならない。 2 BSD オプション。まとめることが可能で、ダッシュを使ってはならない。 3 GNU ロングオプション。前に二つのダッシュを置く。 別々の種類のオプションは自由に混在させてよいが、衝突が起こるかもしれない。機能的には全く等しい、同義のオプションがいくつかある。これは多くの標準と ps 実装に対して、この ps が互換性を持っているためである。 "ps -aux" は "ps aux" とは異なることに注意すること。 POSIX と UNIX 標準では、"ps -aux" は "x" という名前のユーザーが所有する全てのプロセスを表示し、かつ -a オプションで選択される全てのプロセスを表示する。 "x" という名前のユーザーが存在しない場合、この ps は代わりに "ps aux" というコマンドとして解釈され、警告を表示する。この動作は昔のスクリプトと慣習からの移行の助けになることを意図している。これは脆くて変更される可能性があるので、これに依存すべきではない。
ps [オプション]
例 $ ps PID TT STAT TIME COMMAND 34111 p0 Ss 0:00.89 -tcsh (tcsh) 34214 p0 R+ 0:00.01 ps キーワードの意味を示します。
$ ps PID TT STAT TIME COMMAND 34111 p0 Ss 0:00.89 -tcsh (tcsh) 34214 p0 R+ 0:00.01 ps
プロセスの状態(state)は、次の文字列で表示します。例えば、"RWNA" の最初の文字は、プロセスが runnable 状態であることを示します。