コマンドリファレンス - ファイルシステムのマウント mount
- 1. mount ファイルシステムのマウント
- 2. オプション
- 3. 例
1. mount ファイルシステムのマウント
ファイルシステムのマウントを行います。
通常は、以下の記述になります。
> mount [オプション] デバイス名 ノード名
mount のみ入力した場合、現在マウントしているデバイスの一覧を表示します。
2. オプション
わたしが使用する主なオプションは以下の通り。
オプション | 意味 |
-t | | デバイスのフォーマットを指定 -t を省略した場合は ufs 形式でマウント |
msdosfs | FAT32 |
nfs | NFS |
-o -L= | = の後にロケール情報を記述してファイルシステムのロケールを指定 UTF8 であれば ja_JP.UTF-8 |
3. 例
FAT32 でフォーマットした USB デバイスでフォルダ・ファイル名に日本語がはいっていたもので
デバイス名 /dev/da0s1 を /mnt にマウントした際
mount -t msdosfs -o -L=ja_JP.UTF-8 /dev/da0s1 /mnt
他のマシンへバックアップした際。
マウント先の IP アドレスが 192.168.0.3 で、/usr/backup をエクスポートしている。
マウント元で /mnt/windows にマウント
mount 192.168.0.3:/usr/backup /mnt/windows
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