ファイル群の操作 tar

 
21.1 tar ファイル群の操作

21.1 tar ファイル群の保管

 ファイル群を保管します。  本来は、tape archiverの略で、磁気テープにファイルを保管するのが目的で作られたコマンドですが、現在は、バックアップを取っておく時に使用します。
> tar [オプション] ファイル名 [ファイル名]

 オプションには、以下のものがあります。

オプション文字列 意味
-c新しいアーカイブを作成して、指定されたファイルをアーカイブに書込む
-tアーカイブ内容をリスト表示する
-xアーカイブからファイルを抽出する
-v-c でアーカイブに書くファイルや -x でアーカイブから取り出すファイル名をリスト表示する
-yアーカイブを bzip2 で圧縮する
-zアーカイブを gzip で圧縮する
-f指定されたファイルを読書きする
 -z オプションは、CentOS では共通でしたが、Solaris にはありません。  Solaris では、いったん .tar ファイルを作成してそのファイルを gzipcompress で圧縮します。  -y オプションは、CentOS では -y オプションになります。  CentOS では、展開時に圧縮時と同じオプションを指定しますが、FreeBSD では、展開時に圧縮形式を判断してくれます。  このコマンドの使用方法を以下に例示しますので、参考にして下さい。
/home/a > ls -R b
c       d       e
/home/a > tar -cvzf b.tgz b
b/
b/c
b/d
b/e
/home/a > ls
b/      b.tgz
/home/a > tar -tvzf b.tgz
drwxr-xr-x user/user 0   2/ 8 12:21 2002 b/
-rw-r--r-- user/user 0   2/ 8 12:21 2002 b/c
-rw-r--r-- user/user 0   2/ 8 12:21 2002 b/d
-rw-r--r-- user/user 0   2/ 8 12:21 2002 b/e
/home/a > mv b.tgz ../z
/home/a > cd ../z
/home/z > tar -xvzf b.tgz
b/
b/c
b/d
b/e
/home/z > ls -R b
c       d       e

 おわかりいただけたでしょうか?