19. System V IPC 操作 ipcs, ipcrm

 
19.1 System V IPC とは
19.2 ipcs 使用状況の表示
19.3 ipcrm 指定リソースの削除

19.1 System V IPC とは

 「System V IPC」とは、「System V」系の UNIX で主にプロセス間通信に用いるためのパッケージです。  「共有メモリ」「セマフォ」「メッセージ」を扱うことができます。  「System V IPC」とはいうものの「Linux」ではデフォルトで用意されています。  「FreeBSD」でもカーネルのオプションで「SYSVSHM」「SYSVMSG」「SYSVSEM」を有効にしていれば、使用できますし、そもそも「GENERIC」カーネルでこれらのオプションは有効になっています。  次項以下の表示例は「CentOS」で表示したものです。

19.2 ipcs 使用状況の表示

 現在、使用中のリソースを表示します。
> ipcs

------ 共有メモリセグメント --------
キー       shmid      所有者     権限       バイト     nattch     状態
0x00000000 0          gdm        600        393216     2          対象
0x00000000 32769      gdm        600        393216     2          対象
0x00000000 65538      gdm        600        393216     2          対象
0x00000000 98307      gdm        600        393216     2          対象

------ セマフォ配列 --------
キー       semid      所有者     権限       nsems
0x00000000 0          root       600        1
0x00000000 65537      root       600        1

------ メッセージキュー --------
キー       msqid      所有者     権限       使用バイト数 メッセージ


19.3 ipcrm 指定リソースの削除

 オプションで指定する種別のリソースを削除します。
> ipcrm [-オプション] ID

 オプションは以下のものがあります。

オプション 意味
-m 共有メモリ
-s セマフォ
-q メッセージキュー