Visual Studio Code - 入力候補のディレイ
- 1. 概要
- 2. タイミングを設定
1. 概要
いわゆる、「IntelliSense」ってやつですか。
コーディングしているときに、入力候補を表示してくれる機能、わたしは補完機能とかも言ったりしますが。
この入力候補ですが、「Visual Studio Code」の場合、やたら速く表示されて、しかも一文字一文字ごとに候補を出してくる。
いやまぁ、軽いのは大変いいことなのですが、表示されなくてもいいか所で、いちいち表示されるのもうざい。
やはりそう思う人もいるようで、その設定もできるようです。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「Customizing VSCode IntelliSense」
2. タイミングを設定
「Setting.json」で
"editor.quickSuggestionsDelay": 10,
で表示されるまでの、時間を調整できるようです。
上記の値は、デフォルト値で、単位は「msec」だそうです。
まぁ、100~1500 あたりの範囲で、調整してみるのがおすすめです。
人には、それぞれ自分の呼吸というものがありますからな。
ちなみに、参考サイトにあるほかのもの等で。
"editor.suggestOnTriggerCharacters": true,
ちゅうのがあって「トリガー文字の入力時に候補が自動的に表示されるようにするかどうかを制御します。」という説明なのですが、効果がよくわからん。
よくわからんかったのですが、今日(2021年7月1日)わかった。
「false」にすると、一定の入力候補が、でなくなりますな。
「Python Doc Generator」という拡張機能を使用していて、デフォルトで「"""」と入力すると、ドキュメント用の文字列が自動入力されるのですが、それが機能しない(笑)。
候補の出し方を制御するのが
"editor.suggestSelection": "first",
これは、「候補リストを表示するときに候補を事前に選択する方法を制御します。」ちゅうことで、値は下記の説明になっております。
値 | 意味 | 備考 |
first | 常に最初の候補を選択します。 | |
recentlyUsed | console.| -> console.log などと選択対象に関して入力しない限りは、最近の候補を選択します。log は最近完了したためです。 | |
recentlyUsedByPrefix | これらの候補を完了した以前のプレフィックスに基づいて候補を選択します。例: co -> console および con -> const。 | |
なんだか、「recentlyUsed」と「recentlyUsedByPrefix」との違いがよくわからんのですが、わたしには、このどちらかが都合良さそう。
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