Visual Studio Code - エディタ - スティッキースクロール
- 1. 概要
- 2. 機能
- 3. 設定
1. 概要
現在(2024年3月14日)、バージョン「1.87.2」を使っておりますが。
参考サイトによれば、バージョン「1.70」で有効になったらしい、この機能。
ときによって、無効にしたい時があるのです。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「VS Codeの新機能がすごく便利! JavaScriptやCSSの関数やクラスなどを上部に固定させる「スティッキー スクロール」」
「「VS Code」でも人気の「固定スクロール」が「Visual Studio 2022」に」
2. 機能
詳しくは、「窓の杜」に動画付きで説明があるので、そちらを参考にすればよいかと思いますが。
「窓の杜」には。
固定スクロール」は、名前空間やクラス名、メソッド名、for/if文の先頭といったコードのスコープを示す行を画面上部に固定(Sticky)表示した状態で、その内部コードだけをスクロールできる機能。長いコードをスクロールしていると全体を把握できず、そのコードが何を意図しているのかが把握しづらくなるが、その手掛かりがヘッダーとして固定されていれば、コードの海の中で迷子になることはないというわけだ。
と説明されております。
静止画だとわかりにくかと思いますが。
下が、ソースの最上位であります。
これを下へスクロールしていくと、スティッキースクロールが有効な場合。
入れ子になっている、「<body>」「<div>」「<table>」の箇所で、固定されているのがわかりますでしょうか。
3. 設定
これ、便利なときももちろんあるのですが、長いソースの場合、全部を見渡したいときは、無効になってくれるとありがたい。
以下、有効/無効をきりかえる方法です。
参考サイトといささか異なるのは、バージョンの違いかと思われます。
設定画面で変更するには、Ctrl+, で設定画面を開いて。
「sticky」か「scroll」で検索をかけるといいでしょう。
「エディタ」タブにある、「Editor Sticky Scroll: Enabled」という項目のチェックをつけたり外したりすることで、変更できます。
「setteing.json」で編集するのであれば。
"editor.stickyScroll.enabled": false,
の「true」「false」を切り替えます。
ちなみに、エクスプローラウィンドウのツリー表示にも、同様の機能がありまして。
それを、「setteing.json」で編集するのであれば。
"workbench.tree.enableStickyScroll": false,
の「true」「false」を切り替えます。
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