ゲスト OS の移植 - VMWare Player → VirtualBox への移植 - VMWare Tools をアンインストール
- 1. まずはコピーから
- 2. VMWare Tools をアンインストール
- 3. ネットワークの設定について
- 4. ハードディスクのインタフェースを確認しておく
1. まずはコピーから
仮想マシンのファイルの大きさにもよりますが、移植中に壊しちゃうことがあるかもしれないので、元の仮想マシンのファイルはコピーしてから作業した方がいいかもしれません。
たいてい仮想マシンのファイルは分割ファイルになっていて、ひとつのフォルダにまとまっているかと思います。
フォルダごとコピーしておきましょう。
2. VMWare Tools をアンインストール
ターゲットの環境を「Windows10」とします。
「FreeBSD」であれば、そもそも「VMWare Tools」は、ないのでその必要もないのですが。
通常「Windows」系の「OS」であれば、デフォルトで「VMWare Tools」がインストールされてしまいます。
「VMWare Tools」が、はいっていると「VirtualBox」では、うまく動作しないらしいので、アンインストールします。
「VMWare」で仮想マシンを起動して、コントロールパネルで「VMWare Tools」をアンインストールします。
もちろん、「Windows」の「OS」によってコントロールパネル等の内容は違いますので、悪しからず。
アンインストールが終わったらゲストマシンをシャットダウンします。
3. ネットワークの設定について
仮想マシンのネットワークアダプタを仮想ネットワークにして、「VMWare」依存の仮想アダプタを使用していると、「VirtualBox」上で認識できなかったり、はなはだしいときは、ホストマシン側で異常なトラフィックが発生したり、ネットワークに接続できなかったりします。
とりあえず。ブリッジ接続にして、ゲストマシン側では、ネットワークを無効にしておいた方がいいかと思います。
ネットワークアダプタのチェックを全部はずそうかと思いましたが、それは「OK」が押せなくなるようです。
いっそのことゲストからいったん、ネットワークアダプタを削除しちゃった方がいいかもしれません。
4. ハードディスクのインタフェースを確認しておく
後で「VirtualBox」側でハードディスクを認識させるときに必要ですので、「VMWare」 で
「仮想マシン設定の編集」でハードディスクのインタフェースを確認しておきます。
がしかし、インタフェースが 「SCSI」 の場合、変更することになるかもしれません。理由は後の方のページで。
またディスクを選択して
ディスクファイルが何ものであるかを確認しておきます。
複数のディスクを作成していたり、分割形式で定義しているとやまほどファイルがありますので、どれがどれなのかわからなくなっちゃいますので。
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