仮想化ソフトウェア - KVM - CentOS 6.8 へのインストール - 仮想環境作成
- 1. 概要
- 2. 仮想マシンマネージャ起動
- 3. ゲストインストール
1. 概要
これで、仮想環境を構築することができる・・・はず。
以前と同じ要領で作成してみます。
2. 仮想マシンマネージャ起動
「アプリケーション」→「システムツール」→「仮想マシンマネージャ」
root パスワードを入力して
「認証する」
起動直後の状態です。
ひとつ、あるのは、ホストマシン?
「CentOS 6.8 Final」で、更新をかけていないと、下記のバージョンです。
3. ゲストインストール
今回は、CentOS 6.8 on CentOS 6.8 です。
ホストマシンに、インストールディスクを設定して
新規作成(デスクトップアイコン )
「名前」を入力して
「進む」
OS の「種類」「バージョン」を設定して
「進む」
メモリの容量と CPU のコア数を設定して
「進む」
ハードディスクに割り当てる領域の大きさと
「今すぐディスク全体を割り当てる」のチェックを決めて
「進む」
ここ悩みどころですね。
外部のドライブをマウントしてたりすると余裕があって、割り当ても簡単な気がします。
デフォルトで割り当て可能なのは、400GB が全体の容量のホストで、下記の構成の場合
$ df -H
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_vm-lv_root 53G 11G 40G 21% /
tmpfs 2.1G 512k 2.1G 1% /dev/shm
/dev/sda1 500M 42M 432M 9% /boot
/dev/mapper/vg_vm-lv_home 366G 73M 347G 1% /home
/dev/sr0 4.0G 4.0G 0 100% /media/CentOS_6.8_Final
「/」にマウントしている「/dev/mapper/vg_vm-lv_root」だけのようなのです。これが 53GB しかない。
「/home」にマウントしている「/dev/mapper/vg_vm-lv_home」は、366GB もあるのに・・・。
つまり、ホストのマシンのパーティションをおまかせにしてしまった、付けがまわってきたと・・・。
インストール時に、ルートに多くの容量を設定しておかないと、ゲストに割り当てられる容量がかなり制限されます。
「今すぐディスク全体を割り当てる」のチェックは、試験的な環境であれば、はずしておいても問題ないでしょうが。
正式な運用マシンの場合、運用中にディスクが枯渇したりするので、じゅうぶんな注意が必要です。
ここ、あえて、詳細オプションを表示しています。
「完了」
仮想マシンが起動しますので、インストールします。
ここからの手順は、ゲストにインストールする OS ごとの手順になります。
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