仮想化ソフトウェア - FreeBSD - bhyve - カーネルモジュールのロード

クラウディア 
1. 概要
2. カーネルモジュールのロード
3. BIOS の設定

1. 概要

 何しろ、以下に述べる、カーネルモジュールをロードしないことには、次ページ移行に述べることが何もできないのです。

2. カーネルモジュールのロード

 「vmm」カーネルモジュールをロードします。

$ kldstat
Id Refs Address            Size     Name
 1    1 0xffffffff80200000 2036810  kernel
 この時点で、何も特別なモジュールはロードしていないわけだ。

$ kldload vmm
$ kldstat
Id Refs Address            Size     Name
 1    4 0xffffffff80200000 2036810  kernel
 2    1 0xffffffff82421000 32d048   vmm.ko
 ロードして、「vmm.ko」が展開されていれば、「OK」なようです。  以降、起動時に自動でロードするように設定します。

/boot/loader.conf
 に以下の記述を追加します。

vmm_load="YES"

3. BIOS

 実は、上記の設定のみでは、「vm」コマンドが機能しないことがあります。  「BIOS」の設定を間違ってたんですな。  「BIOS」にある「Virtualization Technology (VT-X)」(アーキテクチャや「BIOS」自体によって名称は異なるかもしれません)を有効にしておかないと。  例えば、次ページ以降で述べている

vm init
 等のコマンドを実行しても。

/usr/local/sbin/vm: ERROR: unable to load vmm.ko!
 てな具合に、「vmm」をロードしていないのと同じエラーになってしまいます。
earthcar(アースカー)