仮想化ソフトウェア - FreeBSD - jail - ベースシステムのダウンロード・展開

 クラウディア
1. ダウンロード
2. ゲスト用ディレクトリの作成
3. ベースシステムを展開

1. ダウンロード

 仮想環境を構築するためには、ベースファイルが必要なのだそうです(ベースシステムがなくともソースで一からつくる方法もあるらしいが、想像するだけで恐ろしく時間がかかりそうなのは納得)。  「jail」は同一の「CPU」を同じアーキテクチャとして使用するので、同じアーキテクチャのものをダウンロードします。  「FreeBSD」のバージョンは異なっても構わないようなので、あえて「FreeBSD 11.1 RELEASE」のホストに「FreeBSD 11.2 RELEASE」のゲスト環境が構築できるのかやってみます。

cd /tmp
mkdir -pv download/FreeBSD-11.2-RELEASE
cd /tmp/download/FreeBSD-11.2-RELEASE
fetch ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/11.2-RELEASE/base.txz
 ベースは小さいのですぐにダウンロードは終わります。  で、まぁ、以降で構築してわかったのですが、ゲストの環境はあくまでもホストの環境を「chroot」したようなものなので、ホストと同一のベースシステムを使用しないとまずそうです。

2. ゲスト用ディレクトリの作成

 参考サイトによれば、「/home/jail」配下にゲスト用のディレクトリを作成しています。  ここでなければならないのかがよくわかりませんが・・・。  とりあえず

/home/jail/client01
 として

mkdir -pv /home/jail/client01

3. ベースシステムを展開


cd /tmp/download/FreeBSD-11.2-RELEASE
tar -zxpf base.txz -C /home/jail/client01
 ゲスト側で名前解決ができるように「/etc/resolv.conf」を用意します。  これは、ホストのもので問題ないらしい・・・。

cp -p /etc/resolv.conf /home/jail/client01/etc/.
earthcar(アースカー)