VirtualBox - Guest Additions インストール - Fedora - 37 - 動作していなかったもの

クラウディア 
1. 概要
2. 準備
3. インストール
4. 確認

1. 概要

 今回のバージョンでは、どれも、うまく動作しているかと思いましたが、新たに登場した「i3wm」では、仮想スクリーンのサイズが変更できない。  「/usr/bin/VBoxClient-all」も存在しないようです。  明示的に、インストールして起動するようにします。  以下は、下記の環境の「Fedora 37」で実行したものです。
 種別   リソース・設定   備考 
ホスト Windows10 21H2
仮想環境 VirtualBox 7.0.2
仮想システムタイプ Linux
仮想システムバージョン Fedora(64bit)
ハードディスク 120 GB
メモリ 4 GB
CPU 2コア
グラフィックスコントローラ VMSVGA 128MB 3D Enable

2. 準備

 必要なパッケージをインストールしておきます。  インストール済ものものありますが、念のため。  「root」ユーザ権限で。

dnf install -y gcc make perl

3. インストール

 ホストの VirtualBox のメニューで  「デバイス」→「Guest Additions CD イメージの挿入」(キャプチャは、省略いたしております)  端末を開いて、「root」ユーザ権限で。

mount /dev/sr0 /mnt
/mnt/VBoxLinuxAdditions.run
 インストールが完了したら

umount /mnt
eject
「VirtualBox Guest Additions」「Fedora 37 i3wm」-「インストール」

 現在の「Guest Adittions」は、インストールと同時に機能します。
 インストール前は、解像度「800x600」だったのですが、インストール中に「1366x768」へ変わりました。
 再起動します。

4. 確認

 「i3wm」なので、ログイン時に「VBoxClient-all」を明示的に起動しないといけないと思っていたのですが、インストールしただけで、動作するようになっていました。
「VirtualBox Guest Additions」「Fedora 37 i3wm」-「動作確認」

earthcar(アースカー)
JETBOY