VirtualBox - Guest Additions インストール - Fedora - 34 - 動作していなかったもの
- 1. 概要
- 2. インストール
1. 概要
今までのバージョンでは、基本的にすべて、「VirtualBox Guest Additions」が起動していましたが、今回のバージョンでは、起動できていないものがありました。
その対策を記述します。
「KDE」では、動作していませんでした。
(動作していないので、「Guest Additions」を通して得たものではなく、ホストでキャプチャしたものをトリミングしたものです)
2. インストール
「KDE」では、仮想スクリーンのサイズが変えられるので、インストールはされていると思われますが、念のため、インストールします。
「perl」「gcc」「make」の存在を確認し、なければ、インストールします。
また、必要となるモジュールもインストールします。
dnf install -y linux-headers-$(uname -r) build-essential dkms
ホストの「VirtualBox」のメニューで
「デバイス」→「Guest Additions CD イメージの挿入」(画面は省略します)
デスクトップ上、右下に「デバイスの通知」が表示されますが、これは無視します(画像右下)。
端末を開いて、「root」ユーザ権限で。
mount /dev/sr0 /mnt
/mnt/VBoxLinuxAdditions.run
途中、問い合わせが発生します。
「yes」Enter で答えます。
インストールが完了したら
umount /mnt
eject
再起動します。
ところが・・・だ。
再起動後、ログインしても、「VBoxClient-all」は自動起動しない。
起動しても、「Guest Additions」を介してのクリップボード間のやりとりがうまくいかない。
なので、「KDE」に関しては、現在(2021年5月14日)塩漬け中なのです。
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