Eclipse - C言語開発環境 - Clang - 概要・インストール
- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. プロジェクト作成時の設定
1. 概要
FreeBSD では現在(2018年9月19日)標準の C コンパイラとして Clang を使用しているのです。
「ウィキペディア - FreeBSD」によれば、FreeBSD 9.0 RELEASE からカーネルとベースシステムで Clang を使用して構築することができるようになり、FreeBSD 10.0 RELEASE で完全に Clang に移行したらしい。
なので、FreeBSD 上では、Eclipse でも Clang を使用したかったのです。
検索してみた記事がいささか古く「背筋トレーニング日記: EclipseCDT+LLVM でビルドしてみる」「LLVM, clang and clang++ under Eclipse · GitHub」の記事は、いささか面倒な記述だったのですが・・・。
やってみると、実は簡単だったのでした。
以下、FreeBSD 11.2 RELEASE、MATE 1.20、Eclipse 4.6.2 でキャプチャをとったものです。
2. インストール
実は、現在(2018年9月19日)は標準でインストール可能なのです。
おなじみ「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」で
アドレスに「Neon - http://download.eclipse.org/releases/neon」(バージョンによって異なるのもおなじみ)で
「プログラミング言語」のツリーに
「C/C++ LLVM-Family コンパイラー・ビルド・サポート」ってのがあるのでチェックして
あとは通常の流れでインストールします。
3. プロジェクト作成時の設定
前項で「LLVM-Family」をインストールしておけば、プロジェクト作成時に
「プラットフォームでサポートされる場合のみ...」のチェックをはずせば LLVM widh Clang というのが候補に表示されるようになります。
悲しいかな、「FreeBSD」という選択肢はないので「LLVM with Clang(Linux)」というのを選ぶしかないわけですが・・・。
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