Thunderbird - セキュリティ - 送信先確認

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 使い方

1. 概要

 今や(2023年9月14日)、よほどのお歳よりでなければ、メールアドレスの2つや3つ持っているもので。  1日に多数のメールを送受信している世の中なわけです。  それで、宛先をよく確認しないまま、送っちゃって、えらいことになったりします。  浮気相手と間違えて、配偶者や家族あてにメール送信しちゃって、争議になることだってあるでしょう。  上のは、半分冗談としても、企業から企業へのメールで、宛先を間違ったがために、企業秘密がライバルでなくとも他企業に漏れて、大事になるというのは、ドラマでなく、現実にある話です。  本ページに書く話は、勤め先のセキュリティ担当者から、「メーラーに『Thunderbird』使っているのであれば、こういう拡張機能をいれておいて、送信前に宛先を確認してください」と言われて、試してみる機能の話です。  以下、「Thunderbird 115.2.2」での操作です。

2. インストール

 「Thunderbird 115.2.2」であれば、  「ツール」→「アドオンとテーマ」で「アドオン」を開いて  「アドオンを探す」に「Confirm-Address」を入力して、検索します。
「Thunderbird」-「アドオン」

 検索結果の「Confirm-Address」右
 「+ Thunderbird へ追加」

「Thunderbird」-「検索結果」

 「追加」

「Thunderbird」-「Confirm-Address」「追加」

 「OK」

「Thunderbird」-「Confirm-Address が追加されました」

3. 設定

 「アドオンマネージャ」で「Confirm-Address」の設定アイコン「」で。
「Thunderbird」-「アドオンマネージャ」

 「追加」で自ドメイン名を入力(複数可)して、
 「自ドメイン宛てのメール送信時は確認ダイアログを表示しない」には、チェックをいれておきたいところです。

4. 使い方

 送信メールを作成して、「送信」を押すと、下のようなダイアログが表示されるようになります。
「Thunderbird」-「」

 チェックしないと「送信」が有効にならないわけです。
 前項で、「自ドメイン宛てのメール送信時は確認ダイアログを表示しない」にチェックをいれておけば、自分自身に送るときには、ダイアログが表示されません。

 自分の組織内でも、「あの部長に送るかどうかは、チェックしなくっちゃ」とかであれば、「自ドメイン宛て」でも、ダイアログ表示しなくちゃね。

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