- 1. 概要
- 2. 設定
- 3. xeyes
- 4. xcalc
- 5. xterm
- 6. xclock
1. 概要
前ページで、「Xming」を起動している状態で、クライアント、今回は「Ubuntu 20.04」でプログラムを動作させてみます。
2. 設定
まず、前ページの末尾で説明した、「ディスプレイ番号」と「スクリーン番号」、さらに「Xming」を起動しているマシンの「IP アドレス」が必要になります。
それらを使用して、クライアント側で
DISPLAY=「IPアドレス」:「ディスプレイ番号」.「スクリーン番号」
という環境変数を定義します。
シェルが「bash」、「IP アドレス」が「192.168.1.16」、「ディスプレイ番号」が 0、「スクリーン番号」が 0 とすれば
export DISPLAY=192.168.1.16:0.0
で定義します。
以下、この状態で、プログラムを起動します。
3. xeyes
xeyes &
「&」をつけて、バックグラウンドで起動しないと何も他のプログラムが起動できません(以下、同様)。
この時点で、「Windows」マシンのデスクトップ上に下記の表示が現れます。
参考サイトだと、もっと大きな表示に思われたのですが、わたしの環境では、実寸でこんなものです。
実は、これが何をするものか、実際には知らんのですが・・・。
4. xcalc
xcalc &
で、「Windows」マシンのデスクトップ上に下記の表示が現れます。
これはまぁ、電卓だな。
5. xterm
これは、「Ubuntu 20.04」では、インストールが必要でした。
xterm &
で、「Windows」マシンのデスクトップ上に下記の表示が現れます。
これは、わたしには使い慣れた、端末プログラムです。
6. xclock
xcalc &
で、「Windows」マシンのデスクトップ上に下記の表示が現れます。
時計ですな。
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