- 1. 概要
- 2. ログを取得する
- 3. ログファイル名にタイプスタンプを設定する
1. 概要
これは、別の情報を探したときに、見つけた「これだけは最低限おさえておきたい Teraterm の便利な機能8個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜」がとても有用だったので残しておこうと思った次第です。
ログの機能は知っていたのですが、ログ取得時のタイムスタンプをファイル名に指定できるようでなんて便利だ。
2. ログを取得する
参考サイトの方がおっしゃっているように。
ここまでは Tera Term を使っている人なら誰でも知っているでしょう。
Tera Term でログイン中に
「ファイル」→「ログ」
ファイル名を指定して
「OK」
でログが取れますが、デフォルトは、ログファイル名が teraterm.log になっています。
3. ログファイル名にタイプスタンプを設定する
「Setup」→「Additional Setting」
「Log」タブで
「Default log file name」の欄を編集して
「teraterm.log」を固定的に変えるだけでなく、以下の書式を使用することで(ヘルプをそのまま引用させていただいています)、状況に応じたファイル名を設定することができます。
書式 | 意味 |
&h | ホスト名。未接続の場合は空。 |
&p | TCP ポート番号。未接続の場合は空。TCP 接続でないときも空。 |
&u | ログオン中のユーザ名。 |
%a | 曜日の省略形。 |
%A | 曜日の正式名。 |
%b | 月の省略形。 |
%B | 月の正式名。 |
%c | ロケールに対応する日付と時刻の表現。 |
%d | 10 進数で表す月の日付 (01 ~ 31)。 |
%H | 24 時間表記の時間 (00 ~ 23)。 |
%I | 12 時間表記の時間 (01 ~ 12)。 |
%j | 10 進数で表す年初からの日数 (001 ~ 366)。 |
%m | 10 進数で表す月 (01 ~ 12)。 |
%M | 10 進数で表す分 (00 ~ 59)。 |
%p | 現在のロケールの午前/午後。 |
%S | 10 進数で表す秒 (00 ~ 59)。 |
%U | 10 進数で表す週の通し番号。日曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。 |
%w | 10 進数で表す曜日 (0 ~ 6、日曜日が 0)。 |
%W | 10 進数で表す週の通し番号。月曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。 |
%x | 現在のロケールの日付表現。 |
%X | 現在のロケールの時刻表現。 |
%y | 10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00 ~ 99)。 |
%Y | 10 進数で表す 4 桁の西暦。 |
%z, %Z | レジストリの設定に応じて、タイム ゾーンの名前または省略形を指定します。 タイム ゾーンが不明な場合は指定しません。 |
%% | パーセント記号。 |
わたしのおすすめは
%Y%m%d-%H%M-&h.log
です。
これで、先ほどとったログのファイル名が
20181018-1711-ns.sing.ne.jp.log
になりました。
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