- 1. どこに作成したものか・・・
- 2. runtimepath
- 3. カラースキームの設定
1. どこに作成したものか・・・
表題の通り、自前の構成を vimrc 以外を含めて一通り作りたいと思ったものの、はてどこに作成したものか・・・。
~/.vim... というディレクトリを作成してもいいのですが、それだと結局、1ユーザ用の定義になってしまいますので・・・。
思案のあげく
/usr/local/etc/vim
にすることにしました。
もともとあるものだし、結局ここの vimrc を編集するのですから・・・。
2. runtimepath
vim には runtimepath という変数があり、この変数が vim のパスを定義しています。
コマンドラインで
:set runtimepath
で現在の設定を見ることができます。(run までで補完可能)
FreeBSD 11.1 RELEASE 上の vim 8.0 では、デフォルトの状態は、以下のようになっています。
runtimepath=~/.vim,/usr/local/share/vim/vimfiles,/usr/local/share/vim/vim80,/usr/local/share/vim/vimfiles/after,~/.vim/after
vim の起動時に設定を読み込ませるように ~/.cshrc に以下の記述を加えます。(bash の場合は bash の初期設定ファイルに bash の文法で)
alias vim vim -u /usr/local/etc/vim/vimrc
/usr/local/etc/vim/vimrc
に以下の行を加えます。
set runtimepath+=/usr/local/etc/vim/
3. カラースキームの設定
/usr/local/share/vim/vim80/colors/mine.vim に自前のカラースキームを作成していた場合は、自前の構成の方へ持ってきます。
> mkdir -pv /usr/local/etc/vim/colors
> cp /usr/local/share/vim/vim80/colors/mine.vim /usr/local/etc/vim/colors/.
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