- 1. インストール
- 2. 設定ファイル
- 3. 構成ファイルのパス
- 4. 操作
1. インストール
「Linux」系は、ほぼデフォルトでインストールされているかと思いますが(未確認)。
「FreeBSD」では明示的にインストールする必要があります。
「ports」の場合
cd /usr/ports/editors/vim
make
make install
わたしは、「CUI」でしか使用しないのであれば、オプションで「User Inteface」を「CONSOLE Console/terminal mode」にしておきます。
「pkg」の場合
pkg install vim
2. 設定ファイル
vim の動作に影響を与える設定ファイルの主なものとして、以下のものがあります。
ファイル | 意味 | 備考 |
/usr/local/etc/vim/vimrc | システム設定ファイル | FreeBSD の場合 |
/etc/vimrc | CentOS の場合 |
/etc/vim/vimrc | deepin の場合 |
~/.vimrc | ユーザ設定ファイル | |
~/.vim/vimrc | ユーザ設定二次ファイル | |
3. 構成ファイルのパス
「vim」の様々な定義を構成しているファイルは、「FreeBSD」の場合
/usr/local/share/vim/vimnn ※バージョンごとのファイル
/usr/local/share/vim/vimfiles
※ nn はバージョン番号で 8.1 の場合、81 になっています。
「Linux」の場合は、これがひとつ上の階層になっていて
/usr/share/vim/vimnn
/usr/share/vim/vimfiles
になります。
4. 操作
複数の文字コードを使う場合、エディタ上で、「:」を入力して、コマンドモードで
:set encoding=文字コード形式、[UTF8] であれば [utf8]
とやれば変更できます。
文字コードは、日本語であれば、以下のいずれかになるでしょう。
utf8
euc-jp
sjis
iso-2022-jp
vim で編集すると毎回「ファイル名~」というバックアップファイルが自動的に作成されます。バックアップファイルが不要であれば、コマンドモードで
:set nobackup
とします。
タブ設定は「unix」のデフォルト(8)になっていますがこれを変更する場合は
:set tabstop=タブの文字数 4 にするのであれば 4
とします。
これらをデフォルトの設定にするには「~/.vimrc」を編集(なければ作成)して
set encoding=utf8
set nobackup
set tabstop=4
と記述しておきます。
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