vim - 概要・モード・コマンド補完

 クラウディア
1. 概要
2. モード
3. コマンド補完

1. 能書き

 結構長年(20年くらいかしら)、「vim」を使ってきたのですが・・・。  ずっと「vim」は、「vi」で漢字が使えないので、漢字を使うときの「vi」の補完として使ってきたのです・・・。  しかし、改めてあれこれをしらべてみると、実は「vim」はシンタックスハイライトが使えて、ばっきばきにカスタマイズできる優れたエディタだったのです。  こいつは使いこなさないと損ですぜ。  概略は以下をご参照ください。
ウィキペディア - vim」
「ウィキペディア - テキストエディタ
 日本語ドキュメントはこちら
vim-jp - Vim日本語ドキュメント
 「覚えておきたい Vim コマンド 備忘録」もまとめられていて読みやすいです。  この項、「Unix」系のユーティリティというカテゴリなんですが、今や「Vim」は、「Windows」用もあるんですってね。びっくりです。  わたしも最近(2018年2月)は、「vi」を「alias」で「vim」に置き換えたりしていますが・・・。  まぁ「vi」はなくならんですよ、シングルユーザモードで実行するときの最後の砦ですから。

2. モード

 ウィキペディアには、「Vim には 6つの基本モードと5つの派生モードが存在する。しかしながら実質使用されるのは次の 4つのモードであり...云々」と書かれています。  しかし、わたしは、ほとんど3つのモード、「ノーマル」「挿入」「コマンド」しか使いません。  わたしのあまり使わない「ビジュアルモード」という「テキストを選択するだけのモード」とかっていうのは、めったに意識して使わないかなぁ。  行選択時に、ちょっと使うくらいだし、ドキュメント読みながら出ないと使えないのだ。  モードの説明(ほぼ、ウィキペディアのぱくり)です。
 モード   開始    概要     備考  
ノーマル カーソル移動、テキストの削除・コピー・ペーストを行う デフォルトのモード
他のモードから復帰するとこれになる
ビジュアル v 文字列選択
V 行選択
Ctrl+V 矩形選択
gv 矩形選択で、前回選択した位置から
挿入 i 現在のカーソル位置から挿入する
a 現在のカーソル位置の後ろから挿入する
A 現在のカーソル位置の行末から挿入する
コマンド : コマンド入力による操作を行う

 ノーマルモードへ戻るときは、すべて他のモードの状態で ESC を入力します。

3. コマンド補完

 後々、また書くかもしれませんが、コマンドモードで

:colo
 やら

:set filet
 と打ったところで TAB を打つと、コマンドが補完されます。  例のそれぞれでいうと

:colorscheme

:set filetype
 と補完してくれます。
earthcar(アースカー)