cppCheck - パフォーマンスの意味

 クラウディア
 ソースをチェックしたときによく出る「パフォーマンス」というメッセージに関して、備忘の意味で記しておきます。
functionStatic
redundantCopy

functionStatic

ID:functionStatic
Technically the member function 'クラス名::メンバ関数名' can be static.
 これは「パフォーマンス」ですな。  どうも「このメンバ関数は static 定義できますし、そうした方がパフォーマンスがあがりますぜ」と言っているような気がします。

redundantCopy

ID:redundantCopy
Buffer '変数名' is being written before its old content has been used.

    char a[10];
    char b[10];
 のように定義している変数があって、

    変数 a に対して代入が発生するような処理とか変数 a に対して代入が発生するような処理

    memset(a, 0, sizeof(a));
    memcpy(a, b, sizeof(a));
 のようなコーディングをしていると  「変数 a に何か設定しているけど、それなんにも使わないうちに別の値に変わっちゃうわよ」と言っているようです。  まあ、言われてみれば確かにそうで、なんでこんな変なコーディングになっちゃったんだろうと激しく悩むわけです。