5.2 Oracle Solaris 10/IBM DB2 Client Version 10.1

 
 ターゲットのマシンが Version 10.5 のインストール要件を満たさなかったもので、10.1 をインストールすることになりました。インストールするものが若干違うのでややこしい。
5.2.1 インストーラダウンロード
5.2.2 インストール要件チェック
5.2.3 セットアップ
5.2.4 妥当性検査ツールの実行
5.2.5 CATALOG の作成

5.2.1 インストーラダウンロード

 ダウンロードサイトは下記になります。

 ここからターゲットマシンのプラットフォームを絞り込んでいきます。
 ダウンロード先をたどっていくと途中でアカウントを求められます。つまりユーザ登録が必要です。

 Version 10.1 の場合はさらに Language Pack が必要となります。


 これもインストーラと同様にダウンロードします。

 ダウンロードしたものを FTP で Solaris にアップロードして、解凍します。


> gunzip -c v10.1fp5_sun64_client.tar.gz | tar xvf -
> gunzip -c v10.1fp5_sun64_nlpack.tar.gz | tar xvf -
 カレントディレクトリの下に client と nlpack という2つのディレクトリが作成されます。

5.2.2 インストール要件チェック

 IBM のサイトによれば「db2prereqcheck コマンドが、システムがインストール前提条件を満たしているかどうかを検査します。」とのことなので、やってみます。

> ./db2prereqcheck
 すると

==========================================================================

DB2 インストールの前提条件をチェックしています。バージョン "10.1.0.5"。オペレーティング・システム "SUN"

「SUNWlibC」の妥当性検査を実行しています...
   最小必須「SUNWlibC」パッチ・レベル: 「119963」バージョン: 「20」
   要件が一致しました。

「/lib/libpam.so*」の妥当性検査を実行しています...
   要件が一致しました。
DBT3533I  db2prereqcheck ユーティリティーは、DB2 データベース「サーバー  」バージョン「10.1.0.5」に対するインストール前提条件がすべて満たされていることを確認しました。

==========================================================================

		~ 略 ~

==========================================================================

DB2 インストールの前提条件をチェックしています。バージョン "10.1.0.0"。オペレーティング・システム "SUN"

「SUNWlibC」の妥当性検査を実行しています...
   最小必須「SUNWlibC」パッチ・レベル: 「119963」バージョン: 「20」
   要件が一致しました。

「/lib/libpam.so*」の妥当性検査を実行しています...
   要件が一致しました。
DBT3533I  db2prereqcheck ユーティリティーは、DB2 データベース「サーバー  」バージョン「10.1.0.0」に対するインストール前提条件がすべて満たされていることを確認しました。
DBT3555E  db2prereqcheck ユーティリティーは、現行のプラットフォームが次の DB2 データベースのバージョンでサポートされていないことを判別しました: 「9.8.0.4」。
DBT3555E  db2prereqcheck ユーティリティーは、現行のプラットフォームが次の DB2 データベースのバージョンでサポートされていないことを判別しました: 「9.8.0.3」。
DBT3555E  db2prereqcheck ユーティリティーは、現行のプラットフォームが次の DB2 データベースのバージョンでサポートされていないことを判別しました: 「9.8.0.2」。
今回は、ターゲットが 10.5 なので 9.8 がサポートされていなくてもしったこっちゃないので、このまま進むぞ!と。

5.2.3 セットアップ

 db2setup というコマンドがあるのでグラフィカルインタフェース上で起動します。  「実行」
 「製品のインストール」
 「新規インストール」
 「次へ」
 「使用条件の条項に同意します」をチェックして「次へ」
 特に指定したいものがなければ「次へ」
 「次へ」  (ここで作成するレスポンスファイルは他のマシンへインストールするときにサイレントインストールのパラメータとして使えます)
 「次へ」
 「次へ」
 既存ユーザを設定して「次へ」
 「完了」
 バックでひとりしきり動作します。
 なんだか難しそうなことが書いてあるので熟読して「完了」

5.2.4 妥当性検査ツールの実行

 前項の最後に書いてあったことに従い、妥当性検査ツールを実行してみます。  「db2inst1」でログインして

> /opt/IBM/db2/V10.1/bin/db2val
DBI1379I  db2val コマンドが実行中です。 これには数分かかる可能性があります。

DBI1335I  /opt/IBM/db2/V10.1 にインストールされた DB2 コピーのインストール・ファイル妥当性検査が成功しました。

DBI1343I  db2val コマンドが正常に完了しました。 詳細については、ログ・ファイル /tmp/db2val-150824_113606.log を参照してください。
 なんかうまくいってるっぽい。  /opt/IBM/db2/V10.5/bin/db2fs も実行するようなのですが、これはインターネットを必要とするものでこちらは、インターネットに接続できない環境なので省略します。

5.2.5 CATALOG の作成

 Oracle でいう tnsnames.ora に相当するものが DB2 では CATALOG という(らしい)。コンフィグレーションファイルで設定することもできるはずですが、ここでは対話式で  DB2ユーザでログインして db2 で対話モードになります。

> db2
db2 => LIST DATABASE DIRECTORY
SQL1031N  指定されたファイル・システムには、データベース・ディレクトリーが見つか
りません。  SQLSTATE=58031
db2 => CATALOG TCPIP NODE ノード名? REMOTE サーバのIPアドレスもしくはドメイン名 SERVER 50000
DB20000I  CATALOG TCPIP NODE コマンドが正常に完了しました。
DB21056W  ディレクトリーの変更は、ディレクトリー・キャッシュがリフレッシュされる
まで反映されません。
db2 => CATALOG DB データベース名 AT NODE ノード名
DB20000I  CATALOG DATABASE コマンドが正常に完了しました。
DB21056W  ディレクトリーの変更は、ディレクトリー・キャッシュがリフレッシュされる
まで反映されません。
db2 => CONNECT TO データベース名 USER ユーザ名
ユーザ名 の現行パスワードを入力してください: ← パスワードを入力(エコーバックされません)

   データベース接続情報

 データベース・サーバー = DB2/NT64 10.5.5
 SQL 許可 ID            = ユーザ名
 ローカル・データベース別名 = データベース名

db2 => quit
 どうやらうまくインストールできたようです。