- 1. 概要
- 2. 引数
1. 概要
コマンドの引数を扱うことができます。
本項は「引数を処理する | UNIX & Linux コマンド・シェルスクリプト リファレンス」を参考にさせていただきました。
2. 引数
「$#」で引数の個数を表現します。
「$n(n は数字)」で、「n」番目の引数を表現します。
「$0」は、コマンドそのものを意味します。
「n」が2桁以上の場合は、「${n}」というように、「{}」で囲みます。
1桁でも囲んで問題ないので、常時「{}」をつけるようにしたほうが誤りがないかもしれません。
#!/bin/sh
echo 引数の数は[$#]です。
echo 引数 0 は[${0}]です。
echo 引数 1 は[${1}]です。
というソースを作成します。
ソース名が「/home/hogehoge/lang/sh/arg/arg.sh」とすると
/home/hogehoge/lang/sh/arg/arg.sh
の形式で実行すると下記の結果が得られます。
引数の数は[0]です。
引数 0 は[/home/hogehoge/lang/sh/arg/arg.sh]です。
引数 1 は[]です。
/home/hogehoge/lang/sh/arg/arg.sh 引数1
の形式で実行すると下記の結果が得られます。
引数の数は[1]です。
引数 0 は[/home/hogehoge/lang/sh/arg/arg.sh]です。
引数 1 は[引数1]です。
|
|