Linux - 共通事項 - パッケージ管理フロントエンド - Synaptic - タスクを利用してパッケージ

クラウディア 
1. 概要
2. 現象
3. 対処

1. 概要

 わたしのような変態でもない限り、利用しているデスクトップ環境の中に、別のデスクトップ環境をインストールしたいとも思わないでしょうから。  恐らくは、このページは、需要がないと思いますが。  わたしにとっては、役立つメモなので残しておきます。

2. 現象

 例えば、「SparkyLinux」の「APTus」のように、そもそも他のデスクトップ環境を一式、まるまるパッケージングしてくれて、まんまインストールできるのであれば問題ないのですが。  「Synaptic」の場合だと、例えば「GNOME」だと、下のようにわさわさパッケージがあって。
「Synaptic」-「GNOME デスクトップ環境」

 全部選ぶと、無茶苦茶ダウンロード、ビルドに時間がかかるし、競合が発生するので、どれかインストールしないようにチェックせにゃならんかったり。

 逆に最小限ですまそうと、少しだけチェックしてインストールすると、インストール自体は、スムーズに終了するのだけれど。
 ログインしたら、デスクトップがこけたり、うんともすんともいわなくなったりして、結局うまくインストールできないことが多々あります。

 これをうまく切り抜けるのが以下に示す方法です。

3. 対処

 「編集」→「タスクを利用してパッケージにマーク
「Synaptic」-「編集」→「タスクを利用してパッケージにマーク」

 すると、タスクを利用してパッケージにマークできるパッケージが一覧で表示されます。
 「GNOME」にしましょうか。
 チェックをいれて、「OK」

「Synaptic」-「このコンピュータでどのタスクを処理しますか」

 依存関係をチェックして表示してくれます。
 まぁ、ここはインストールするのであれば「マーク」一択です。

「Synaptic」-「依存により要求された変更を追加しますか」

 必要十分なものがチェックされた状態になります。

「Synaptic」-「チェック後」

 これで、適用すれば、スムーズに、デスクトップ環境をインストールすることができます。

earthcar(アースカー)