Void Linux - 20210218 - 共通事項 - ツール・フォント

 クラウディア
1. 概要
2. 準備
3. インストール
4. umlockx 設定
5. vim 設定
6. ftpd 設定

1. 概要

 わたしの使用する、ツール・フォントの類をインストール・設定しておきます。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
void linux     2018:みちのく奥州:SSブログ

2. 準備

 まず、「root」ユーザのシェルが「sh」なので、「bash」へ変更しておきます。  「root」ユーザ権限で。

chsh
 下記のメッセージは、この時点では、文字化けしているのでプロンプト文字しか読めないと思います。

root のシェルを変更します。
新しいシェル [/bin/sh]:
 「/bin/bash」と入力して Enter  以降の作業を楽にするために、「bash」の「ブラケットペーストモード」は、あらかじめオフにしておきます。

vi /etc/inputrc
 末尾へ下記を追加します。

set enable-bracketed-paste off
 反映させるために、ログインしなおします。  アップデートをあらかじめやっておかないと、以降のものがそもそもインストールできなかったりするので。  まずは、パッケージ管理プログラムである「xbps」自体を更新します。  (しかしこれ、「xbps-install」か何か動かしてエラーを発生させないと下記のコマンドがエラーになる、なんだこれ?)

xbps-install -uy xbps
 システム全体をアップグレード。

xbps-install -Suvy

3. インストール

 わたしの使用するものをインストールします。  「root」ユーザ権限で。

xbps-install -Sy font-mplus-ttf net-tools numlockx rcs vim vsftpd
 日本語フォントは、「font-mplus-ttf」しか見当たらないようです。  「sshd」は、システムインストール時点で機能しているようです。

4. numlockx 設定

 ログイン時に、NumLock が有効になるように設定します。  ログインユーザで

sh
cat << 'EOF' >> ~/.xinitrc
numlockx
EOF
exit

5. vim 設定

 「vim」について「行番号を表示」「ビジュアルモードを無効」という設定にします。  「vim」の設定を含め、「bash」の設定をカスタマイズします。 ・「ifconfig」をユーザでも使用できるように「/usr/sbin」へのパスを有効化 ・rcs のチェックイン・チェックアウトのデフォルトをロックモードへ ・ls のデフォルトをドットファイル・カラー表示 ・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完 ・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」に  各ユーザで。

mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin

sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
set autoindent
EOF
exit

cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.

sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc
PATH="$PATH":/usr/sbin

alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'

bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'

export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit

source ~/.bashrc

6. ftpd 設定

 インストール時点で、起動されます。  設定を変更します。(IPv4 で接続、アップロード可)  「root」ユーザ権限で。

vi /etc/vsftpd.conf

# Allow anonymous FTP? (Beware - allowed by default if you comment this out).
anonymous_enable=YES
#
# Uncomment this to allow local users to log in.
#local_enable=YES
#
# Uncomment this to enable any form of FTP write command.
#write_enable=YES
 12行目を、「YES」から「NO」へ。  15、18行目のコメントをはずします。  変更したら、有効化して、起動。

ln -s /etc/sv/vsftpd /var/service/
sv up vsftpd
earthcar(アースカー)