Garuda - 211129 - 共通事項 - ツール・フォント

 クラウディア
1. 概要
2. bash
3. sshd
4. アップグレード
5. インストール
6. フォント
7. vim・bash 設定
8. ftpd
9. Pamac

1. 概要

 わたしが操作する上で、必要とするツールです。  また、日本語のフォントをインストールしないと文字が化け化けで、何がなんだかわからない。

2. bash

 いくつかのデスクトップでは、シェルが「zsh」になっています。  「zsh」はよう使いません。  わたしは、「tcsh」が一番使い慣れているのですが、せめて「bash」にします。  ログインユーザで端末を開いて

$ chsh
hogehoge のシェルを変更します。
パスワード:								←	パスワードを入力します。
新しいシェル [/bin/zsh]: /bin/bash
シェルを変更しました。

3. sshd

 デフォルトでインストールされているので、有効化して起動するだけです。  「root」ユーザ権限で。

systemctl enable sshd
systemctl start  sshd
 以降の作業で、端末上での作業中にコピペするのに不自由なので。  ブラケットペーストモードをオフにしておきます(詳細は、「シェル - bash」の項をご参照ください)。  まず、「vim」が、インストールされていないので、「vim」をインストール。

yes | pacman -S vim
 編集。

vim /etc/inputrc
 下記の1行を末尾に加えます。

set enable-bracketed-paste off

4. アップグレード

 あらかじめ、リポジトリのキー・リポジトリを更新し、アップグレードしておきます。  冒頭にも書いてありますが、「Arch」系のこのあたりは、いささかうんざりさせられます。  「root」ユーザ権限で操作します。  キーの更新。

pacman-key --init
pacman-key --populate archlinux chaotic
 キーの取得・署名。  下記のコマンドの途中で、問い合わせがありますが、Enter で答えます。

pacman-key --recv-key 3056513887B78AEB --keyserver keyserver.ubuntu.com
pacman-key --lsign-key 3056513887B78AEB
pacman -U 'https://cdn-mirror.chaotic.cx/chaotic-aur/chaotic-keyring.pkg.tar.zst' 'https://cdn-mirror.chaotic.cx/chaotic-aur/chaotic-mirrorlist.pkg.tar.zst'
 リポジトリ更新。

pacman -Fy
 アップグレード。

yes | pacman -Syu
 このとき

依存関係を解決しています...
衝突するパッケージがないか確認しています...
エラー: 解決できないパッケージの衝突が検出されました
エラー: 処理の準備に失敗しました (衝突する依存関係)
:: jack2 と pipewire-jack が衝突しています
 というエラーになることがあります。  衝突しているので、片方を削除するしかありません。

pacman -Rsc pipewire-jack
 で削除します。  問い合わせには、Enter で答えます。  削除できたら、「yes | pacman -Syyu」をもう一度、行います。  同様に、「gtkhash と gtkhash-nemo が衝突しています」と表示されることがあります。  わたしは、「gtkhash」の方を削除しました。

5. インストール

 インストールされていないモジュールとフォントをインストールします。  「root」ユーザ権限で。

yes | pacman -S dpkg rcs net-tools xorg-fonts-misc

6. フォント

 これは、パッケージが存在しないので、「Ubuntu」のものをいただいてインストールします。  「root」ユーザ権限で。

curl http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/f/fonts-migmix/fonts-migmix_20200307-1_all.deb --output /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb
dpkg -i /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb

7. vim・bash 設定

 本項は、各ユーザで設定します。  「vim」に以下の設定を行います。 ・行番号を表示 ・ビジュアルモード無効  「bash」に以下の設定を行います。 ・「rcs」のチェックイン・チェックアウトをデフォルトでロックモードへ ・「ls」のデフォルトをカラー・ドットファイルも表示へ ・「vi」で「vim」を起動 ・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完 ・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ

mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin
touch ~/.vim/after/indent/vim.vim

sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
EOF
exit

cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.

sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc

alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'

bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'

export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit

source ~/.bashrc

8. ftpd

 「sshd」と同様、デフォルトでインストールされているので、同じ要領で有効化して起動するだけです。  「root」ユーザ権限で。

systemctl enable ftpd
systemctl start  ftpd
 デフォルトで、「IPv4 接続可」「ローカルユーザ接続可」「書き込み可」になっているので、わたしは、設定をいじっていません。  デスクトップによっては、ファイアウォールがデフォルトで有効になっており、クライアントからすぐには接続できないことがあります。  そのような場合は、「root」ユーザ権限で、下記の手順により「ftp」のポートを開放します。

firewall-cmd --add-service=ftp --zone=public --permanent
firewall-cmd --reload
systemctl restart ftpd.service
 「KDE」「GNOME」「Cinnamon」「MATE」「XFCE」「LXQt」「bspwm」「i3wm」「Wayfire」「sway」では、ファイアウォールは有効化されていませんでしたので、上記は不要です。  というか、結局、今回は、わたしのさわった全てでファイアウォールは、有効化されていませんでした。

9. Pamac

 確か、「200831」では、「Pamac」がデフォルトでインストールされていたように記憶しているのですが、「211129」ではインストールされていませんでした。  インストールします。  「root」ユーザ権限で。

pacman -S pamac
 Enter

:: 3 個の選択肢が pamac にはあります:
:: リポジトリ chaotic-aur
   1) pamac-aur  2) pamac-classic  3) pamac-nosnap

数字を入力してください (デフォルト=1):
 Enter

依存関係を解決しています...
衝突するパッケージがないか確認しています...
警告: 対象リストから 'archlinux-appstream-data' を削除。'archlinux-appstream-data-pamac' と衝突しています

パッケージ (8) appstream-glib-0.7.18-2  archlinux-appstream-data-pamac-1:20220107-1  gcab-1.4-1  libhandy-1.4.0-1
               libpamac-aur-11.2.0-5  vte-common-0.66.2-1  vte3-0.66.2-1  pamac-aur-10.3.0-4

合計ダウンロード容量:  21.80 MiB
合計インストール容量:  34.31 MiB

:: インストールを行いますか? [Y/n]
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