Garuda - 200831 - 共通事項 - ツール・フォント

 クラウディア
1. 概要
2. bash
3. sshd
4. アップグレード
5. インストール
6. MigMix
7. vim・bash 設定
8. ftpd

1. 概要

 わたしが操作する上で、必要とするツールです。  また、日本語のフォントをインストールしないと文字が化け化けで、何がなんだかわからない。

2. bash

 いくつかのデスクトップでは、シェルが「zsh」になっています。  「zsh」はよう使いません。  わたしは、「tcsh」が一番使い慣れているのですが、せめて「bash」にします。  ログインユーザで端末を開いて

$ chsh
hogehoge のシェルを変更します。
パスワード:								←	パスワードを入力します。
新しいシェル [/bin/zsh]: /bin/bash
シェルを変更しました。

3. sshd

 デフォルトでインストールされているので、有効化して起動するだけです。  「root」ユーザで

systemctl enable sshd
systemctl start  sshd

4. アップグレード

 この手のもので、操作するときは、パッケージのインストールも「pacman」コマンドを使用したりします。  あらかじめ、リポジトリを更新し、アップグレードしておきます。  「root」ユーザで操作します。  リポジトリ更新。

pacman -Fy
 アップグレード。

yes | pacman -Syu

5. インストール

 インストールされていないモジュールとフォントをインストールします。  「root」ユーザで

yes | pacman -S dpkg rcs termite vim xorg-fonts-misc

6. MigMix

 これは、パッケージが存在しないので、「Ubuntu」のものをいただいてインストールします。  「root」ユーザで

curl http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/f/fonts-migmix/fonts-migmix_20150712-2_all.deb --output /tmp/fonts-migmix_20150712-2_all.deb
dpkg -i /tmp/fonts-migmix_20150712-2_all.deb

7. vim・bash 設定

 本項は、各ユーザで設定します。  「vim」に以下の設定を行います。 ・行番号を表示 ・ビジュアルモード無効

mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin
touch ~/.vim/after/indent/vim.vim

sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
EOF
exit

cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.
 「bash」に以下の設定を行います。 ・「rcs」のチェックイン・チェックアウトをデフォルトでロックモードへ ・「ls」のデフォルトをカラー・ドットファイルも表示へ ・「vi」で「vim」を起動 ・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完 ・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ

sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc

alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'

bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'

export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit

source ~/.bashrc

8. ftpd

 「sshd」と同様、デフォルトでインストールされているので、同じ要領で有効化して起動するだけです。  「root」ユーザで

systemctl enable ftpd
systemctl start  ftpd
 デフォルトで、「IPv4 接続可」「ローカルユーザ接続可」「書き込み可」になっているので、わたしは、設定をいじっていません。  デスクトップによっては、ファイアウォールがデフォルトで有効になっており、クライアントからすぐには接続できないことがあります。  そのような場合は、「root」ユーザで下記の手順で、「ftp」のポートを開放します。

firewall-cmd --add-service=ftp --zone=public --permanent
firewall-cmd --reload
systemctl restart ftpd.service
 「LXQt」「Wayfire」では、ファイアウォールは有効化されていませんでしたので、上記は不要です。
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