ALT Linux - 10.0 - IceWM - 日本語入力

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 確認

1. 概要

 日本語入力として「fcitx-anthy」を使用します。  「fcitx-anthy」を使用するには、リポジトリの追加が必要になります。  リポジトリの追加については、「ALT Linux - 10.0 - 概要・共通事項」をご参照ください。

2. インストール

 「Synaptic」で、「fcitx」を検索して、以下のパッケージをインストールします。 ・fcitx ・fcitx-anthy ・fcitx-config-gtk3 ・fcitx-qt4 ・fcitx-qt5  依存する、他のモジュールは、同時にインストールされます。

3. 設定

 ログインユーザで。  (どうも、「/etc/environment」が機能しないように思われる節があります)

sh
cat << 'EOF' >> ~/.xprofile

export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export XMODIFIER="@im=fcitx"
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
EOF
exit
 「MATE」だと「fcitx」は、勝手に起動してくれますが、「IceWM」は、明示的に起動する必要があります。

sh
cat << 'EOF' >> ~/.icewm/startup
fcitx
EOF
exit
 ログインしなおします。

4. 確認

 再起動後、ログインして、日本語入力ができることを確認しました。
「ALT Linux  10.0 IceWM」-「日本語入力確認」

 ただし、何故か、キーボードレイアウトが「英語(US)」になっていたので、「fcitx 設定」で「日本語」に変更しました。

 日本語入力切替は、Ctrl+Space半角/全角 で行います。
 切替キーの変更や、そもそものキーボードレイアウトの変更に関しては、「デスクトップ環境 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。

earthcar(アースカー)