1. 概要
わたしの必要とする、ツールやフォントの類をインストールします。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「slackware:localization - SlackDocs」
2. sshd
「sshd」は、デフォルトでインストールされ、有効化されておりました。
3. アップグレード
以降の作業で、面倒なので、ブラケットペーストモードをオフにしておきます（詳細は、「シェル - bash」をご参照ください）。
以下、「root」ユーザ権限で。
vi /etc/inputrc
末尾に下記の１行を追加します。
set enable-bracketed-paste off
ログインしなおします。
リポジトリを設定します。
vi /etc/slackpkg/mirrors
下記の 125～128 のうち、どれか１行を有効にします（複数行有効にするとエラーになります）。
# JAPAN (JP)
# ftp://ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/slackware/slackware64-15.0/
# http://ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/slackware/slackware64-15.0/
# ftp://riksun.riken.go.jp/Linux/slackware/slackware64-15.0/
# http://riksun.riken.go.jp/Linux/slackware/slackware64-15.0/
アップグレード。
slackpkg update
4. インストール
たいていのものは、あらかじめインストールされていました。
今んとこ（2022年2月15日）あらためて、インストールするものはないかな・・・。
「MigMix」は、パッケージがないし、「dpkg」もパッケージがないので・・・。
自分が持っているものを直接ダウンロードして展開しました。
「root」ユーザ権限で。
curl http://freebsd.sing.ne.jp/download/font/migmix-1m-20200307.zip --output /tmp/migmix-1m-20200307.zip
unzip /tmp/migmix-1m-20200307.zip
mv ./migmix-1m-20200307/migmix-1m-bold.ttf /usr/share/fonts/TTF/.
mv ./migmix-1m-20200307/migmix-1m-regular.ttf /usr/share/fonts/TTF/.
5. ユーザ環境設定
「vim」「bash」のユーザ環境を整えます。
「vim」に以下の設定を行います。
・行番号を表示
・ビジュアルモード無効
「bash」に以下の設定を行います。
・「rcs」のチェックイン・チェックアウトをデフォルトでロックモードへ
・「ls」のデフォルトをカラー・ドットファイルも表示へ
・「vi」で「vim」を起動
・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完
・プロンプトの形式を「ユーザ名＠ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ
各ユーザで
mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin
touch ~/.vim/after/indent/vim.vim
sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
EOF
exit
cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.
sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc
alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'
bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'
export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit
source ~/.bashrc
ログインユーザに、「~/.bash_profile」がないので、ログインユーザのみ
sh
cat << 'EOF' >> ~/.bash_profile
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
EOF
exit
6. 日本語化
「root」ユーザ権限で。
vi /etc/profile.d/lang.sh
# UTF-8 locales will include "UTF-8" in the output.
export LANG=en_US.UTF-8
14行目を下記へ変更します。
export LANG=ja_JP.UTF-8
再起動すれば、大半は、日本語化されています。
7. ftpd
「vsftpd」がデフォルトでインストールされていますが、有効化されていません。
まず、「vsftpd」のカスタマイズから、「root」ユーザ権限で。
vi /etc/vsftpd.conf
# Allow anonymous FTP? (Beware - allowed by default if you comment this out).
anonymous_enable=YES
#
# Uncomment this to allow local users to log in.
#local_enable=YES
#
# Uncomment this to enable any form of FTP write command.
#write_enable=YES
12行目をコメントアウト、15、18行目を有効化して、「anonymous」ユーザを無効に、ローカルユーザを有効にします。
ls_recurse_enable=YES
#
# When "listen" directive is enabled, vsftpd runs in standalone mode (rather
# than from inetd) and listens on IPv4 sockets. To use vsftpd in standalone
# mode rather than with inetd, change the line below to 'listen=YES'
# This directive cannot be used in conjunction with the listen_ipv6 directive.
listen=NO
ディレクトリを見ることができるように、107行目をコメントアウト。
「IPv4」を生かすつもりで、113行目を「YES」にしたら、何故か逆効果になったので、このままで・・・。
起動は、未だに「inetd」がまかなっているようで・・・。
vi /etc/inetd.conf
28行目のコメントをはずします。
# Very Secure File Transfer Protocol (FTP) server.
# ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd vsftpd
起動。
chmod +x /etc/rc.d/rc.inetd
/etc/rc.d/rc.inetd start
