Slackware - 14.2 - 基本操作 - 日本語化
- 1. 概要
- 2. キーボードの設定
- 3. ロケールの設定
- 4. 入力切り替えキー設定
1. 概要
「VirtualBox」上にインストールしているので、「VirtualBox GuestAdditions」をインストールしたいのですが、なかなかかなわず。
せめて、ロケーションが英語になっているものを日本語にできないものか・・・。

「Debian Linux 思いつきメモ: Xfce LXDE 言語変更」を参考にしてみましたが。
これは、一般的な「Linux」の設定のようで、ぶはは、「Slackware」は、今や一般的ではないようです。
日本語の参考サイトがあって、それが役に立ちました。
(参考サイトを掲載していましたが、リンク切れになりました)
2. キーボードの設定
「TeraTerm」でログインしている状態では、キーボードは「jp-106」の動きをするので気づいていませんでしたが、デスクトップ上の動きは、「North American」のように見えます。
参考サイトの手順通りに・・・。
cp /usr/share/X11/xorg.conf.d/90-keyboard-layout.conf /etc/X11/xorg.conf.d/.
「/etc/X11/xorg.conf.d/90-keyboard-layout.conf」を見てみますと
Section "InputClass"
Identifier "keyboard-all"
MatchIsKeyboard "on"
MatchDevicePath "/dev/input/event*"
Driver "evdev"
Option "XkbLayout" "us"
#Option "XkbVariant" ""
Option "XkbOptions" "terminate:ctrl_alt_bksp"
EndSection
# READ THIS FOR CUSTOM KEYBOARD INFORMATION
「# READ THIS FOR CUSTOM KEYBOARD INFORMATION」以降は、コメントで説明や例題が書いております。
以下に書き換えます。
Section "InputClass"
Identifier "keyboard-all"
MatchIsKeyboard "on"
MatchDevicePath "/dev/input/event*"
Driver "evdev"
Option "XkbLayout" "jp" # ← この行と
Option "XkbModel" "jp106" # ← この行
Option "XkbOptions" "terminate:ctrl_alt_bksp"
EndSection
これを反映するには、ログインし直しでなく、「X」を起動しなおすことになります。
まぁ、再起動が結局は、お手軽でしょう。
3. ロケールの設定
これも、参考サイトにならって(ただし、参考サイト、ファイル名に「typo」があります)
~/.xprofile
を、なければ作成して、以下のように記述します。
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export G_FILENAME_ENCODING=@locale
export GTK_IM_MODULE=scim
export QT_IM_MODULE=scim
export XMODIFIERS=@im=SCIM
ログインすると

ををを、日本語になりました。
日本語を読むと、少しほっとします。
4. 入力切り替えキー設定
「SCIM-Anthy」も有効になっていて Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で切り替えられます。
わたしは、Ctrl+Space は、「Eclipse」の単語補完に使用するので、無効にします。
この操作、以降で「MATE」をインストール後に、「MATE」デスクトップで設定を行っていますので、メニューの操作が若干違いますのでご注意。
「スタート」→「システム」→「設定」→「その他」→「SCIM 入力メソッドの設定」
「全体設定」の「開始/終了」の右側の「...」
不要なものを削除します。
(「Hangul」って・・・、ごっちゃにしてるわね)
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