Mageia 07 XFCE - 基本操作 - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 切り替えキー

1. 概要

 日本語入力として、「ibus-anthy」「ibus-mozc」がインストールされているのですが、「ibus 1.5」という、何しろ、キーボードの切り替えと入力メソッドの切り替えがあって、非常に使いにくい。  その上、入力メソッドの切り替え時に、画面中央に、迷惑な大きさで切り替え表示。
「Mageia 07 XFCE」-「デフォルトの入力メソッドの切り替え表示」

 ああ、嫌だ嫌だ。

 「fcitx」をなんとか使用することができましたので、そちらを利用することとします。

2. インストール

 「Rpmdrake」で、「fcitx」をインストールしたものの、日本語変換システムがない・・・。  何かとお世話になっている
Packages Search - pkgs.org
 から、「Mageia」のものは、ありませんでしたが、「OpenMandriva」のものがあったので利用します。  ログインユーザで

mkdir -pv ~/Downloads
cd ~/Downloads/
curl http://abf-downloads.openmandriva.org/4.0/repository/x86_64/main/release//fcitx-anthy-0.2.2-2-omv4000.x86_64.rpm --output fcitx-anthy-0.2.2-2-omv4000.x86_64.rpm
 ファイルマネージャ(Thunar)で、開いて「ソフトウェアインストーラで開く」でインストールします。

3. 設定

 root ユーザで

/etc/locale.conf
 を開いて

COUNTRY=JP
GTK_IM_MODULE=ibus
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP.UTF-8:ja
QT_IM_MODULE=ibus
XIM_PROGRAM="ibus-daemon -d -x"
XMODIFIERS=@im=ibus
 を下記に変更します(コピーして、全行入れ替えてよし)。

COUNTRY=JP
GTK_IM_MODULE=fcitx
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP.UTF-8:ja
QT_IM_MODULE=fcitx
XIM_PROGRAM="fcitx -r -d"
XMODIFIERS=@im=fcitx
 再起動すれば、「fcitx-anthy」が有効になっています。

4. 切り替えキー

 入力切り替えキーが、Ctrl+Space半角/全角 になっていますが、Ctrl+Space は、Eclipse のコンテンツ・アシストに使用しますので、切り替えキーとしては無効にします。  「スタート」→「ツール」→「Fcitx 設定」
「Mageia 07 XFCE」-「スタート」→「ツール」→「Fcitx 設定」

 「全体の設定」タブで
 「入力メソッドのオンオフ」横の「Ctrl+Space」をクリックして ESC 一発です。

「Mageia 07 XFCE」-「入力メソッドの設定」

 端末を開いて、日本語が入力できることを確認しました。

「Mageia 07 XFCE」-「日本語入力を確認」

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