EndeavourOS - 2021.08.27 - 共通事項 - ツール・フォント
- 1. 概要
- 2. sshd
- 3. アップグレード
- 4. インストール
- 5. フォント MigMix
- 6. vim・bash 設定
- 7. ftpd
1. 概要
わたしが操作する上で、必要とするツールです。
以下、特にことわりのない限りコマンドは、「root」ユーザで使用します。
以降の作業で、端末上での作業中にコピペするのに不自由なので、ブラケットペーストモードをオフにしておきます(詳細は、「シェル - bash」の「ブラケットペーストモード」の項をご参照ください)。
vi /etc/inputrc
下記の1行を末尾に加えます。
set enable-bracketed-paste off
2. sshd
デフォルトでインストールされているので、有効化して起動するだけです。
systemctl enable sshd
systemctl start sshd
3. アップグレード
この手のもので、操作するときは、パッケージのインストールも「pacman」コマンドを使用したりします。
あらかじめ、リポジトリを更新し、アップグレードしておきます。
「root」ユーザ権限で操作します。
リポジトリ更新。
pacman -Fy
ちょっとここでびっくりです。
最終的に下記の結果になったのですが・・・。
:: パッケージデータベースの同期中...
core 935.3 KiB 1226 KiB/s 00:01 [--------------------------------------] 100%
extra 9.3 MiB 901 KiB/s 00:11 [--------------------------------------] 100%
community 23.6 MiB 2.28 MiB/s 00:10 [--------------------------------------] 100%
multilib 222.8 KiB 99.6 KiB/s 00:02 [--------------------------------------] 100%
endeavouros 186.2 KiB 62.6 KiB/s 00:03 [--------------------------------------] 100%
前回までのバージョンでは、上から順に進行していくのですが、今回は。
全行が一気に表示され、全行が並行して、パーセンテージが上がっていきます。
それぞれに進行状況が異なるので、早く終わるものとそうでないものがあり、それぞれにパーセンテージが上がっていった結果、掲載のような状況になるのです。
アップグレード。
yes | pacman -Syu
4. インストール
インストールされていないモジュール、フォントをインストールします。
yes | pacman -S dpkg net-tools numlockx rcs vim xorg-fonts-misc
嫌だわ、今回「termite」がないらしい。
端末エミュレータに何を使おうかしら・・・。
5. フォント MigMix
「EndeavourOS」には、パッケージが存在しないので、「Ubuntu」のものをいただいてインストールします。
フォントのダウンロードとインストール。
curl http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/f/fonts-migmix/fonts-migmix_20200307-1_all.deb --output /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb
dpkg -i /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb
さて、これで「xorg-fonts-misc」「fonts-migmix」とわたしの納得できる日本語フォントをインストールしました。
これでも、ログイン画面のこの右上の気持ち悪いフォントは、デスクトップのフォントを変えても変わらないのだ。

わたしは、このフォントが気持ち悪くて仕方ないのだ。
強引なことをします。
「root」ユーザ権限で。
mkdir -pv /usr/share/tmp
mv /usr/share/fonts/TTF/odo* /usr/share/tmp/.
再起動します。
はは、前のフォントがなくなりました。

再起動後は、何しろ参照できなくなっているので、表示しようがないのだ。
6. vim・bash 設定
本項は、ログインユーザも含めて。
「vim」に以下の設定を行います。
・行番号を表示
・ビジュアルモード無効
・オートインデント
「bash」に以下の設定を行います。
・「rcs」のチェックイン・チェックアウトをデフォルトでロックモードへ
・「ls」のデフォルトをカラー・ドットファイルも表示へ
・「vi」で「vim」を起動
・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完
・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ
mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin
sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
set autoindent
EOF
exit
cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.
sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc
alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'
bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'
export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit
source ~/.bashrc
7. ftpd
「sshd」と同様、デフォルトでインストールされているので、同じ要領で有効化して起動するだけです。
systemctl enable ftpd
systemctl start ftpd
デフォルトで、「IPv4 接続可」「ローカルユーザ接続可」「書き込み可」になっているので、わたしは、設定をいじっていません。
|
|