- 1. 概要
- 2. 定義
- 3. クラス名の取得
1. 概要
タイル型全般がそうなのかは、知りませんが(おそらくは、そう)、「i3wm」では、指定していない限り、プログラムは全画面モードで起動します。
適切なサイズで表示することを「フローティングモード」と称するようで、デフォルトの起動をフローティングモードにするには、定義が必要です。
2. 定義
~/.config/i3/config
に
for_window [class="クラス名"] floating enable
という記述をいれることで、「フローティングモード」で起動するようになります。
つまり、「フローティングモード」を有効にするには、そのプログラムのクラス名を知る必要があります。
3. クラス名の取得
クラス名を取得するには「xprop」というプログラムを使います。
すなわち、取得したいプログラムを開いた状態で、$mod+Enter で端末を開いて
端末側で「xprop」を起動
すると十字カーソルが表示されます。
十字カーソルで、クラス名を取得したいプログラムのウィンドウをクリックすると、プログラムの情報を取得できます。
さすがにこれでは、情報が多すぎて、クラス名がどれかわからないので
xprop | grep WM_CLASS
と「grep」で情報を絞り込みます。
例題は、「Pamac」でしたが、「Pamac」のクラス名は、「pamac-manager」もしくは「Pamac-manager」であることがわかります。
たいてい、クラス名は先頭が大文字のものと小文字のもの2つあるのですが、どちらがフローティングモードで指定するときに有効なのかは・・・やってみないと分からない。
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