Manjaro - 21.2 - 共通事項 - ツール・フォント
1. 概要 わたしが操作する上で、必要とするツールです。 以下、特にことわりのない限りコマンドは、「root」ユーザ権限で操作します。 以降の作業で、端末上での作業中にコピペするのに不自由なので、ブラケットペーストモードをオフにしておきます(詳細は、「シェル - bash」の項をご参照ください)。 vi /etc/inputrc 下記の1行を末尾に加えます。 set enable-bracketed-paste off 2. sshd デフォルトでインストールされているので、有効化して起動するだけです。 systemctl enable sshd systemctl start sshd 3. アップグレード この手のもので、操作するときは、パッケージのインストールも「pacman」コマンドを使用したりします。 あらかじめ、リポジトリを更新し、アップグレードしておきます。 リポジトリ更新。 pacman -Fy アップグレード。 yes | pacman -Syu 4. インストール インストールされていないモジュール、フォントをインストールします。 yes | pacman -S dpkg net-tools numlockx rcs vim xorg-fonts-misc 5. フォント MigMix このところ(2021年9月27日)愛用の、日本語等幅フォントです。 「Manjaro」には、パッケージが存在しないので、「Ubuntu」のものをいただいてインストールします。 フォントのダウンロードとインストール。 curl http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/f/fonts-migmix/fonts-migmix_20200307-1_all.deb --output /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb dpkg -i /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb 6. vim・bash 設定 本項は、ログインユーザも含めて。 「vim」に以下の設定を行います。 ・行番号を表示 ・ビジュアルモード無効 ・オートインデント 「bash」に以下の設定を行います。 ・「rcs」のチェックイン・チェックアウトをデフォルトでロックモードへ ・「ls」のデフォルトをカラー・ドットファイルも表示へ ・「vi」で「vim」を起動 ・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完 ・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ mkdir -pv ~/.vim/after/indent mkdir -pv ~/.vim/after/plugin sh cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim set number set mouse-=a set autoindent EOF exit cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/. sh cat << 'EOF' >> ~/.bashrc alias ci='ci -l' alias co='co -l' alias ls='ls -a --color' alias vi='vim' bind '"\e[A": history-search-backward' bind '"\e[B": history-search-forward' export PS1='\u@\h $PWD > ' EOF exit source ~/.bashrc 7. ftpd 「sshd」と同様、デフォルトでインストールされているので、同じ要領で有効化して起動するだけです。 systemctl enable ftpd systemctl start ftpd デフォルトで、「IPv4 接続可」「ローカルユーザ接続可」「書き込み可」になっているので、わたしは、設定をいじっていません。 デスクトップによっては、ファイアウォールがデフォルトで有効になっており、クライアントからすぐには接続できないことがあります。 そのような場合は、「root」ユーザで下記の手順で、「ftp」のポートを開放します。 firewall-cmd --add-service=ftp --zone=public --permanent firewall-cmd --reload systemctl restart ftpd.service 今回のバージョンでリリースされているデスクトップでは、ファイアウォールのポート開放処理が必要なものはありませんでした。
vi /etc/inputrc
set enable-bracketed-paste off
systemctl enable sshd systemctl start sshd
pacman -Fy
yes | pacman -Syu
yes | pacman -S dpkg net-tools numlockx rcs vim xorg-fonts-misc
curl http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/f/fonts-migmix/fonts-migmix_20200307-1_all.deb --output /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb dpkg -i /tmp/fonts-migmix_20200307-1_all.deb
mkdir -pv ~/.vim/after/indent mkdir -pv ~/.vim/after/plugin sh cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim set number set mouse-=a set autoindent EOF exit cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/. sh cat << 'EOF' >> ~/.bashrc alias ci='ci -l' alias co='co -l' alias ls='ls -a --color' alias vi='vim' bind '"\e[A": history-search-backward' bind '"\e[B": history-search-forward' export PS1='\u@\h $PWD > ' EOF exit source ~/.bashrc
systemctl enable ftpd systemctl start ftpd
firewall-cmd --add-service=ftp --zone=public --permanent firewall-cmd --reload systemctl restart ftpd.service