- 1. 概要
- 2. 設定
- 3. 確認
1. 概要
例えば、「XFCE」あたりだと、デフォルトの端末が、「XFCE Terminal」で、これは、日本語入力可能なので、問題ないのですが。
以下のデスクトップ環境であると、デフォルトの端末が日本語入力可能でないので、日本語入力を確認するのが少し不便なのです。
一覧化しておきますと
デスクトップ | デフォルトの端末 | 日本語入力 | 備考 |
GNOME | gnome-terminal-server | 可 | |
KDE | Konsole | 可 | |
LXDE | LXTerminal | 可 | |
LXQt | QTerminal | 不可 | |
XFCE | XFCE Termnial | 可 | |
現時点(2019年10月7日)で、「LXQt」のみなのですが、これが、日本語が使えないので、不便だと思い、「Xterm」を使用するとこれはこれで、日本語の文字が化ける・・・。
仕方ないので、「xterm」の設定を少し、いじります。
2. 設定
そもそも、例題の「LXQt」には、「~/.xinitrc」もなければ、「~/.Xresources」もない。
前ページでいうと
vi ~/.xinitrc
で
userresources=$HOME/.Xresources
の行を追加しておきます。
次に
vi ~/.Xresources
で、以下を記述します。
XTerm*utf8 : 1
XTerm*faceName : DejaVu Sans Mono
Xterm*faceNameDoublesize: Migu 1m
最下行は、「migu」をフォンとしてインストールしておく必要があります。
3. 確認
ログインしなおして「Xterm」を起動するなり、「xrdb」して「Xterm」を起動するなりして・・・。
日本語が表示できます。
半角文字と全角文字のバランスが、決してベストとは言えませんが、とりあえず、日本語が表示できます。
|