Manjaro - 18.1 - 共通事項 - xterm

 クラウディア
1. 概要
2. 設定
3. 確認

1. 概要

 例えば、「XFCE」あたりだと、デフォルトの端末が、「XFCE Terminal」で、これは、日本語入力可能なので、問題ないのですが。  以下のデスクトップ環境であると、デフォルトの端末が日本語入力可能でないので、日本語入力を確認するのが少し不便なのです。  一覧化しておきますと
デスクトップ デフォルトの端末 日本語入力 備考
GNOME gnome-terminal-server
KDE Konsole
LXDE LXTerminal
LXQt QTerminal 不可
XFCE XFCE Termnial

 現時点(2019年10月7日)で、「LXQt」のみなのですが、これが、日本語が使えないので、不便だと思い、「Xterm」を使用するとこれはこれで、日本語の文字が化ける・・・。

「Manjaro 18.1」-「デフォルトの xterm で日本語入力」

 仕方ないので、「xterm」の設定を少し、いじります。

2. 設定

 そもそも、例題の「LXQt」には、「~/.xinitrc」もなければ、「~/.Xresources」もない。  前ページでいうと

vi ~/.xinitrc
 で

userresources=$HOME/.Xresources
 の行を追加しておきます。  次に

vi ~/.Xresources
 で、以下を記述します。

XTerm*utf8 : 1
XTerm*faceName : DejaVu Sans Mono
Xterm*faceNameDoublesize: Migu 1m
 最下行は、「migu」をフォンとしてインストールしておく必要があります。

3. 確認

 ログインしなおして「Xterm」を起動するなり、「xrdb」して「Xterm」を起動するなりして・・・。  日本語が表示できます。
「Manjaro 18.1」-「変更後の xterm で日本語入力」

 半角文字と全角文字のバランスが、決してベストとは言えませんが、とりあえず、日本語が表示できます。

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