Manjaro - 18.0 - GNOME - 基本操作 - 日本語入力 fcitx-anthy


クラウディア 


1. 概要
2. パッケージインストール
3. 設定ファイルの編集
4. システムの入力切り替えの無効化

1. 概要

 前ページが、日本語入力のオチになりそうだったのですが、i3wm をさわっていて、GNOME でも、fcitx が使えそうだったので、やり直してみたらうまくいきました。  anthy は、開発が終了しているので、どうかな・・・と思いつつもなんとなく、anthy にしました。  今のところ mozc と anthy の間で揺れております。

2. パッケージインストール

 「pamac」で「fcitx」を検索して「fcitx」「fcitx 設定」「fcitx-anthy」「fcitx-configtool」をインストールします。

 「IBus」との衝突を避けるため、逆に IBus をアンインストールします。


3. 設定ファイルの編集

 fcitx の起動を

$HOME/.xinitrc
 に書きます。  以下の1行を追加します。

fcitx-autostart
 どこに書いてもいいのかしら?  わたしは

DEFAULT_SESSION=gnome-session
 の後ろに追加しました。  で、ここがオチだったのですが・・・。

$HOME/.xprofile
 に(なければ作成して)以下の4行を記述します。

export DefaultImModule=fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
 ここで、いったん再起動します。  再起動後にログインすれば、「fcitx-anthy」が有効になっています。




4. システムの入力切り替えの無効化

 Ctrl+Space で、入力切り替えはできるが、半角/全角 で切り替わらない。  どうも、システムの入力切り替えと競合しているようです。  むしろ、Ctrl+Space は Eclipse で使用するので、半角/全角 を入力切り替えに使いたい。  システムの入力切り替えを無効にします。  詳細な方法は、前の方のページに書いてあるので、ここでは省略します。  どうぞ、前の方のページをご参照ください。  最終的に「入力ソースへ切り替える」が「無効」になっていれば、よしです。

 これで、半角/全角 で入力切り替えができるようになります。

 変な表示もなくなったし。
 めでたし、めでたし。


earthcar(アースカー)