OpenMandriva - 4.0 - 基本操作 - 日本語入力
- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. 設定
- 4. 確認
1. 概要
バージョン 3.03 は、あらかじめ、インプットメソッドが用意されていましたが、4.0 は、インストールされていません。
インストールして、有効化するのには、ちょっと変則的な方法を使わないとわたしにはできませんでした。
2. インストール
後述する「dnfdragora」で、「fcitx」を検索して、以下のモジュールをインストールします。
fcitx | | |
fcitx-configtool | | |
fcitx-gtk | | |
fcitx-gtk2 | | |
fcitx-gtk3 | | |
fcitx-qt5 | | |
fcitx-ui | | |
kcm-fcitx | | |
「fcitx-anthy」を、あえてインストールしないのが、変則的なミソで・・・。
リリースされている、「fcitx-anthy」では、動かなかったのです。
「anthy」「fcitx-anthy」は、「OpenMandriva 3.0」のものをダウンロードします。
cd ~/Downloads
curl http://abf-downloads.openmandriva.org/3.0/repository/x86_64/main/release//anthy-9100h-25.20110409.3-omv2015.0.x86_64.rpm --output anthy-9100h-25.20110409.3-omv2015.0.x86_64.rpm
curl http://abf-downloads.openmandriva.org/3.0/repository/x86_64/main/release//fcitx-anthy-0.1.1-9-omv2015.0.x86_64.rpm --output fcitx-anthy-0.1.1-9-omv2015.0.x86_64.rpm
ダウンロードしたものは、ファイルマネージャ「Dolphin」で開いて、右クリック「アプリケーションで開く」→「dnfdragora パッケージインストーラ」でインストールします。
3. 設定
環境ファイルを設定します。
vi /etc/environment
末尾に以下の行を加えます。
GTK_IM_MODULE=fcitx
XMODIFIERS=@im=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
再起動して、ログインすると、日本語入力できるようになっているはずですが。
切り替わらないときは
「スタート」→「設定」→「Fcitx 設定」
「入力メソッド」タブで
「入力メソッドの選択」の候補に「Anthy」があれば、「現在の入力メソッド」に移すだけです。
「入力メソッドの選択」の候補に「Anthy」がなければ、ここまでの設定に問題があります。
これで、日本語入力が可能になりますが、「OpenMandriva 4.0」では、Ctrl+Space のみが切り替えキーになっています。
わたしは、切り替えキーは、半角/全角 のみにするので、このまま「全般の設定」へ移動して変更します。
「全般の設定」タブの細かい操作手順は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。
4. キーボード設定
日本語入力を確認しようとしたら、何故か、他の環境ではほぼ間違いなく、日本語入力できる「mate-terminal」で日本語入力できない。
さすがにこれを調べるのは、面倒なので、コマンド検索欄で、日本語入力できることを確認しました。
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