elementary OS - 7.0 - GNOME - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 確認

1. 概要

 日本語入力として「IBus+mozc」がインストールされています。  Ctrl+Space でメソッドの切替、半角/全角 で直接・ローマ字を切り替えます。  前のバージョンまでは、「fcitx5」のパッケージがでそろっていなかったので、「fcitx」を使用していましたが。  とうとう「fcitx5」のパッケージが出そろったようなので、「fcitx5」をインストールして使用します。

2. インストール

 「ibus」をインストールすると、「GNOME」が動作しなくなったりしますので、「GNOME」では「ibus」をアンインストールしません。  「Synaptic」で、「fcitx5」を検索して、下記のパッケージをインストールします。 ・fcitx5 ・fcitx5-config-qt ・fcitx5-mozc  依存するパッケージは、同時にインストールされます。

3. 設定

 「fcitx5」の環境設定を行います。  「root」ユーザ権限で。

sh
cat << 'EOF' >> /etc/environment
export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export XMODIFIER="@im=fcitx"
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
EOF
exit
 ログイン時に「fcitx5」が起動するようにします。  ログインユーザで。

mkdir -pv ~/.config/autostart
cat << EOF >> ~/.config/autostart/fcitx.desktop
[Desktop Entry]
Exec=fcitx5
Icon=application
Name=fcitx
Type=Application
Version=1.0
EOF
 再起動します。

4. 確認

 再起動後、ログインして、日本語入力ができることを確認しました。
「elementary OS 7.0 GNOME」-「日本語入力確認」

 入力切り替えは、Ctrl+Space半角/全角 で行います。
 入力切り替えキーを変更する場合は、「デスクトップ環境 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。

earthcar(アースカー)