- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. 設定
- 4. 確認
1. 概要
日本語入力として、「IBus」がインストールされ、有効化されていますが、「IBus」は見栄え・操作性ともに好かんのです。
まだ「fcitx5」のパッケージがないので、「fcitx」をインストールして使用します。
2. インストール
「root」ユーザ権限で。
「fcitx」インストール。
dnf install -y fcitx
「anthy」「fcitx-atnhy」は、「CentOS 7」のパッケージをダウンロードして、インストールします。
本当は、「mozc」が使いたいのですが、「AlmaLinux」用が見当たらんのです。
「fcitx-configtool」は、「libunique」というライブラリがなくて、インストールできません。
ダウンロード。
curl https://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/f/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm --output /tmp/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm
curl https://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/a/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm --output /tmp/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm
インストール。
dnf localinstall -y /tmp/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm /tmp/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm
3. 設定
「root」ユーザ権限で。
vi /etc/locale.conf
末尾に以下を追加します。
XMODIFIERS=@im=fcitx
XMODIFIER=@im=fcitx
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
DefaultIMModule=fcitx
sh
cat << 'EOF' >> /etc/environment
export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export XMODIFIER="@im=fcitx"
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
EOF
exit
「fcitx」の自動起動を設定。
cp /usr/share/applications/fcitx.desktop /etc/xdg/autostart/.
ログインしなおします。
4. 確認
端末を開いて、日本語入力ができることを確認しました。
入力切替は、半角/全角 で行います。
「fcitx-configtool」がないため、切替キーやスキンの変更ができないのがつらいところです。
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