- 1. 概要
- 2. 起動
- 3. インストール概要
- 4. インストール開始
- 5. 再起動
1. 概要
「CentOS 9」は、「DistroWatch.com: CentOS」によれば、2021年12月3日にリリースされています。
メディアのダウンロードに関しては、「CentOS・AlmaLinux・CentOS - 共通事項」をご参照ください。
「.torrent」ファイルは、見当たりませんでした。
「CentOS」は、「8」で終了したとばかり思っていて、目を離していたら、知らないうちにリリースされていました。
「「CentOS Stream 9」、ダウンロード提供が開始」あたりに、何やら事情が書いてあるのですが、読んでも、ようわかりません。
「AlmaLinux」や「Rocky Linux」の立場は、どうなっちゃうんだろう?
下記の環境でインストールします。
項目 | 内容 | 備考 |
ホスト | Windows10 Version 21H1 | |
VitualBox | Version 6.1.32 | |
ゲスト | CentOS 9 | |
仮想タイプ | Linux | |
仮想バージョン | Redhat(64bit) | |
CPU | 2 コア | |
HDD | 180 GB | |
グラフィックスコントローラ | 128 MB VMSVGA 3D Enable | |
ポインティングデバイス | PS2 マウス | |
普段記述しない、ポインティングデバイスについて書いているのは、事情があります。
「Rocky Linux 8.5」で「PS2 マウス」だと、インストール時にマウスが有効にななかったので、「USB タブレット」にしてなんとかなったのです。
「CentOS 9」では、とうとう、ポインティングデバイスをどの形式にしても、インストール中は、マウスが表示されませんので、インストールは、非常に困難を極めます。
2. 起動
メディアをドライブにセットして起動します。
Enter
メディアのチェックに時間がかかります。
ESC で省略することもできます。
「日本語」「日本語」を選択して
「続行」
3. インストール概要
最小限のインストールを行うとデスクトップ環境はインストールされません。
「ソフトウェアの選択」
「ワークステーション」「GNOME アプリケーション」を選択して
「完了」
先頭の画面へ戻って
「インストール先」
ディスクを選択して
「完了」
先頭の画面へ戻って
「日付と時刻」
「アジア」「東京」を選択して(カーソルで日本をクリックすれば、一発で入力できます)
「完了」
先頭の画面へ戻って
「KDUMP」
「完了」
先頭の画面へ戻って
「ネットワーク接続」
ホスト名を入力して、接続をオンにします。
「DHCP」接続可能であれば、そのまま有効になります。
接続されない場合は、詳細に接続を設定します。
「完了」
先頭の画面へ戻って
「root パスワード」
「root」のパスワードを「パスワード」「確認」欄に入力して
「完了」
先頭の画面へ戻って
「ユーザーの作成」
「フルネーム」「ユーザー名」「パスワード」「パスワードの確認」を入力して
(「このユーザを管理者にする」のチェックは入れておいた方がいいかと思います)
「完了」
4. インストール開始
「インストールの開始」
5. 再起動
「システムの再起動」
今までのバージョンでは、ここで「ライセンス情報」が表示され。
「ライセンス契約に同意します」のチェックをいれないと、ログイン画面が表示されなかったのですが。
今回は、すんなりログイン画面まで進行しました。
インストールが終了したら、「VirtualBox Guest Additions」のインストールを真っ先に行います。
「VirtualBox Guest Additions」のインストール手順は、「VirtualBox - Guest Additions インストール - CentOS・AlmaLinux・Rocky Linux」をご参照ください。
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