AlmaLinux - 8.5 - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 確認

1. 概要

 日本語入力として、「IBus」がインストールされ、有効化されていますが、「IBus」は見栄え・操作性ともに好かんのです。  まだ「fcitx5」のパッケージがないので、「fcitx」をインストールして使用します。

2. インストール

 「root」ユーザ権限で。  「fcitx」インストール。

dnf install -y fcitx
 「anthy」「fcitx-atnhy」は、「CentOS 7」のパッケージをダウンロードして、インストールします。  本当は、「mozc」が使いたいのですが、「AlmaLinux」用が見当たらんのです。  「fcitx-configtool」は、「libunique」というライブラリがなくて、インストールできません。  ダウンロード。

curl https://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/f/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm --output /tmp/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm
curl https://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/a/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm --output /tmp/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm
 インストール。

dnf localinstall -y /tmp/fcitx-anthy-0.2.2-4.el7.x86_64.rpm /tmp/anthy-9100h-26.el7.x86_64.rpm

3. 設定

 「root」ユーザ権限で。

vi /etc/locale.conf
 末尾に以下を追加します。

XMODIFIERS=@im=fcitx
XMODIFIER=@im=fcitx
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
DefaultIMModule=fcitx

sh
cat << 'EOF' >> /etc/environment
export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export XMODIFIER="@im=fcitx"
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
EOF
exit
 「fcitx」の自動起動を設定。

cp /usr/share/applications/fcitx.desktop /etc/xdg/autostart/.

4. 確認

 端末を開いて、日本語入力ができることを確認しました。
「AlmaLinux 8.5」-「日本語入力」「確認」

 入力切替は、半角/全角 で行います。
 「fcitx-configtool」がないため、切替キーやスキンの変更ができないのがつらいところです。

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