Linux - CentOS 7.1 - リポジトリをローカルに作成する
- 1. 概要
- 2. ディスクの中身をコピー
1. 概要
ネットワーク接続できない環境で、ホスト内にリポジトリを作成して、それを利用するというものです。
光学ディスク内にあるリソースをローカルにコピーして、そのリポジトリを扱います。
CentOS 6.8 で経験があるので、同じ手順でいけるのではないかと踏んでいるのですが・・・。
2. ディスクの中身をコピー
ローカルのリポジトリを作成するディレクトリを
/root/repo
とします。
root ユーザで
> mkdir -pv /root/repo/centos
ディスクをセットしてマウント状況を見ると
/run/media/root
にマウントされています。
ディレクトリにスペースが入っているのでダブルコーテーションで囲んでコピーします。
> cp -pR "/run/media/root/CentOS 7 x86_64/Packages" /root/repo/centos/.
3. リポジトリ作成
コピーしたリソースより、リポジトリ作成用のコマンドをインストールしてリポジトリを作成します。
> cd /root/repo
> createrepo .
4. /etc/yum.repos.d/ 編集
/etc/yum.repos.d
の配下にあるファイルを退避します。
> mkdir -pv /etc/yum.repos.d/back
> mv /etc/yum.repos.d/*.repo /etc/yum.repos.d/back/.
/etc/yum.repos.d/centos.repo
を作成し、以下のように記述します。
# centos.repo
#
[centos]
name=CentOS-$releasever
baseurl=file:///root/lrepo/
gpgcheck=0
enabled=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
以降は、yum コマンドを使用する際、直接ディレクトリやファイルを指定しない限りは上記を使用するようになります。
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