CentOS - 6.8 - ドライブ・ストレージ - ディレクトリ共有(nfs) - サーバ側設定

クラウディア 
1. 概要
2. /etc/fstab
3. /etc/exports
4. nfs 起動

1. 概要

 まず、ディレクトリの物理的な実体を持ち、ディレクトリを供給する側の設定です。

2. /etc/fstab


/etc/fstab
 に

# Device        Mountpoint      FStype  Options Dump    Pass#
/実際のパス     /公開パス       none    bind    0 0
 てな記述をします。  えっと、わたくし勘違いいたしておりましたが・・・。  サーバ側の場合「/実際のパス」「/公開パス」ともに、物理的に存在している必要があります。

3. /etc/exports


/etc/exports
 というファイル。  デフォルトで、存在だけはしています。  存在しておるが

$ file /etc/exports
/etc/exports: empty
 ってことで、中身はからっぽなのである。  ここに

/公開パス *(rw,async,no_root_squash)
 と、前項で /etc/fstab に記述した中の、公開用のパスを記述します。  これで、再起動すれば、公開側の準備は OK(のはずなんだが・・・)。

4. nfs 起動

 ここ、後ろのページから戻ってきて、書いているのですが。  nfs というサービスがあって、これを起動しておかないと、クライアントからマウントするときに

$ mount -t nfs サーバIPアドレス:/サーバエクスポートパス /クライアントマウントパス
mount.nfs: requested NFS version or transport protocol is not supported
 と怒られちゃうのだ。  以下で、サービスを起動しておきます(常時起動の方法は、機会があったら書きます)。

$ service nfs start
NFS サービスを起動中:                                      [  OK  ]
NFS クォータを起動中:                                      [  OK  ]
NFS mountd を起動中:                                       [  OK  ]
NFS デーモンを起動中:                                      [  OK  ]
RPC idmapd を起動中:                                       [  OK  ]