CentOS - 6.8 - ドライブ・ストレージ - 拡張ディスクを常時マウントする

クラウディア 
1. 能書き
2. パーティションの作成
3. マウントしてみる
4. /etc/fstab 編集

1. 能書き

 やりたかったのは、常時接続している USB の外付けディスクを自動的にマウントしたかったのです。  事情があって、VMWare 上でディスクを拡張して実験したのですが、ディスクに使用していない空き領域があるときにも同じことができることがわかりました。  VMWare のゲストのディスクをもともと 512GB で定義していたものを、256GB 増やして 756GB にしました。
「CentOS 6.8」-「VMWare 仮想マシン設定」

2. パーティションの作成

 GUI に root ユーザでログインして  「アプリケーション」→「システムツール」→「ディスクユーティリティ」
「CentOS 6.8」-「アプリケーション」→「システムツール」→「ディスクユーティリティ」

 結構、整った画面です。
 調べたところでは、いったんパーティションを削除して再作成するような手順もありましたが、今、存在しているデータが消えるのが怖くてそれはできませんでした。

「CentOS 6.8」-「ディスクユーティリティ」

 「未使用領域」を選択して「パーティションの作成」

「CentOS 6.8」-「ディスクユーティリティ」「パーティションの作成」

 ボリュームラベルに「新しいボリューム」とかついてましたが、消して「作成」
 ここで少し待ちます。

「CentOS 6.8」-「パーティションを作成」

 /dev/sda3 として作成されました。

「CentOS 6.8」-「ディスクユーティリティ」「パーティション作成結果」

 これで、GUI の画面はログアウトします。

3. マウントしてみる

 CUI でログインして root ユーザになっていったんマウントしてみます。  マウントポイントを /mnt/extra とします。

mkdir /mnt/extra
mount /dev/sda3 /mnt/extra
 正常にマウントできることが確認できました。

4. /etc/fstab 編集

 正常にマウントできるので、/etc/fstab に書き込んで起動時に自動マウントできるようにします。  デバイス名は構成により変化しますが、UUID は、いったん決まれば変化がないとのことで

> ls -l /dev/disk/by-uuid/
合計 0
lrwxrwxrwx 1 root root 10 10月 17 18:10 2017 03982e73-fdc8-4551-9a69-c3aa31c34f4a -> ../../sda1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 10月 17 18:10 2017 2613c12a-7f45-4e62-825c-c1950f01cb85 -> ../../dm-0
lrwxrwxrwx 1 root root 10 10月 17 18:10 2017 811e53aa-1f79-4684-a6c7-508e1ee455d0 -> ../../dm-1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 10月 17 18:10 2017 9cd5d96a-5322-4d4e-b1b0-71dafe7dc130 -> ../../sda3
lrwxrwxrwx 1 root root 10 10月 17 18:10 2017 af8ac72b-080c-4d65-b20c-666f4f164fb2 -> ../../dm-2
 と確認できたので /etc/fstab に

UUID=9cd5d96a-5322-4d4e-b1b0-71dafe7dc130 /mnt/extra   ext4    defaults        0 0
 と記述して、再起動。  再起動後、無事、マウントできていることが確認できました。
earthcar(アースカー)