CentOS - 6.8 - リポジトリ - ローカルに作成
- 1. 能書き
- 2. ディスクの中身をコピー
- 3. リポジトリ作成
- 4. /etc/yum.repos.d/ 編集
1. 能書き
インターネットに接続できない環境で、yum を扱って、インストールしたりするのにいちいち、光学ディスクをいれたり、出したりするのは面倒なのです。
光学ディスク内にあるリソースをローカルにコピーして、そのリポジトリを扱いたかったのです。
2. ディスクの中身をコピー
ローカルのリポジトリを作成するディレクトリを /root/repo とします。
root ユーザで
mkdir -pv /root/repo/centos
光学ディスクをセットして
cp -pR /media/CentOS6.8-Final/Packages /root/repo/centos/.
DVD1, 2 とも同様にします。
3. リポジトリ作成
コピーしたリソースより、リポジトリ作成用のコマンドをインストールしてリポジトリを作成します。
cd /root/repo/centos/Packages
rpm -ivh deltarpm-3.5-0.5.20090913git.el6.x86_64.rpm
rpm -ivh python-deltarpm-3.5-0.5.20090913git.el6.x86_64.rpm
rpm -Uvh createrepo*.rpm
cd /root/repo
createrepo .
4. /etc/yum.repos.d/ 編集
/etc/yum.repos.d の配下にあるファイルを見て、リポジトリを扱っているので /etc/yum.repos.d 配下のファイルをどこかへ退避して /etc/yum.repos.d/centos.repo を作成し、以下のように記述します。
# centos.repo
#
[centos]
name=CentOS-$releasever
baseurl=file:///root/repo/
gpgcheck=0
enabled=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
以降は、yum コマンドを使用する際、直接ディレクトリやファイルを指定しない限りは上記を使用するようになります。
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