CentOS - 6.8 - リモートデスクトップ接続 - サーバ設定 インストール

クラウディア 
1. epel インストール
2. xrdp インストール
3. vncserver 設定

1. epel インストール

 本項は「xrdp を用いて Windows から CentOS にリモート デスクトップ接続する」の記事を参考にさせていただきました。  参考サイトによれば、epel という Linux 拡張パッケージのインストールが必要とのこと。  インストーラ DVD のリポジトリには存在しなかったのでダウンロードしてインストールします。  参考サイトでは wget で直接ダウンロードしていますが、事情により、別途ダウンロードしてインストールします。  下記のサイトからたどってダウンロードします。
Index of /pub/linux/fedora-projects/epel
 ダウンロードするのは「epel-release-6-8.noarch.rpm」です。  アップロードして

> yum install epel-release-6-8.noarch.rpm
読み込んだプラグイン:fastestmirror, refresh-packagekit, security
インストール処理の設定をしています
epel-release-6-8.noarch.rpm を調べています: epel-release-6-8.noarch
epel-release-6-8.noarch.rpm をインストール済みとして設定しています
Determining fastest mirrors
centos                                                                                                     | 2.9 kB     00:00 ...
依存性の解決をしています
--> トランザクションの確認を実行しています。
---> Package epel-release.noarch 0:6-8 will be インストール
--> 依存性解決を終了しました。

依存性を解決しました

=================================================================================
 パッケージ       アーキテクチャ   バージョン    リポジトリー               容量
=================================================================================
インストールしています:
 epel-release     noarch           6-8           /epel-release-6-8.noarch   22 k

トランザクションの要約
=================================================================================
インストール         1 パッケージ

合計容量: 22 k
インストール済み容量: 22 k
これでいいですか? [y/N]y
パッケージをダウンロードしています:
rpm_check_debug を実行しています
トランザクションのテストを実行しています
トランザクションのテストを成功しました
トランザクションを実行しています
警告: RPMDB は yum 以外で変更されました。
  インストールしています  : epel-release-6-8.noarch                              1/1
  Verifying               : epel-release-6-8.noarch                              1/1

インストール:
  epel-release.noarch 0:6-8

完了しました!
 すんなりインストールできました。  後で気づいたのですが、epel をインストールすると

/etc/yum.repos.d/epel.repo
/etc/yum.repos.d/epel-testing.repo
 というリポジトリが有効になるようです。  個別のリポジトリを設定している場合は、元に戻す必要があります。

2. xrdp インストール

 次に必要なのが xrdp と tigervnc-server とのことでこれもインストールします。  わたしの環境では tigervnc-server は既にインストール済でした。  xrdp はインストーラ DVD のリポジトリには存在しませんでした。  前項のダウンロードサイトにありましたので、これもダウンロードしてインストールします。

> yum install xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64.rpm
読み込んだプラグイン:fastestmirror, refresh-packagekit, security
インストール処理の設定をしています
xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64.rpm を調べています: xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64
xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64.rpm をインストール済みとして設定しています
Loading mirror speeds from cached hostfile
依存性の解決をしています
--> トランザクションの確認を実行しています。
---> Package xrdp.x86_64 0:0.6.1-4.el6 will be インストール
--> 依存性解決を終了しました。

依存性を解決しました

=================================================================================
 パッケージ       アーキテクチャ   バージョン    リポジトリー               容量
=================================================================================
インストールしています:
 xrdp             x86_64           0.6.1-4.el6   /xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64   1.5 M

トランザクションの要約
=================================================================================
インストール         1 パッケージ

合計容量: 1.5 M
インストール済み容量: 1.5 M
これでいいですか? [y/N]y
パッケージをダウンロードしています:
rpm_check_debug を実行しています
トランザクションのテストを実行しています
トランザクションのテストを成功しました
トランザクションを実行しています
  インストールしています  : xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64                              1/1
  Verifying               : xrdp-0.6.1-4.el6.x86_64                              1/1

インストール:
  xrdp.x86_64 0:0.6.1-4.el6

完了しました!
 これも、すんなりインストールできました。

3. vncserver 設定


/etc/sysconfig/vncservers
 を編集します。  下記の2行を追加します。

VNCSERVERS="2:ユーザー名"
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -nolisten tcp -localhost"
 800x600 の箇所は画面ササイズに合わせて調整します。  参考サイトではここでリモートログインするユーザのパスワードを /usr/bin/vncpasswd に設定していますが。  ホスト上に既に存在するユーザの場合、特に必要はないようです。
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